梨大生インタビュー(生命環境学部)

生命環境学部【地域社会システム学科】 3年次
小泉 輝さん (東京都出身)
年数回のフィールドワークが魅力
観光地である山梨で勉強することで、より深く観光について学ぶことができると考え、進学しました。
所属する観光政策科学特別コースでは、年に4~5回、話題の観光地や特徴ある取り組みをしている自治体、企業などを訪問し、視察したり、キーパーソンに会って直接話を聞いたりします。個人では難しい多様な経験ができること、それらを通して深く考察できることに、大きなメリットを感じています。
地域課題の解決にも取り組む
ゼミ活動の一環として、地域課題の解決にも取り組んでいます。私は、女子大生をアンバサダーにして山梨県産ワインの魅力を広げるというプロジェクトを同期と立ち上げ、クラウドファンディングで資金を集めて活動しています。少しでも山梨県の活性化に貢献出来たら嬉しいです。
観光や旅行はコロナ禍の影響が大きな業界ですが、学んだことを活かし、何らかの形で地方創生に携わっていけたらと思っています。
進学を機に、愛馬の厩舎近くに移住。観光地ならではのアルバイトも良い経験に。
5歳から馬術をやってきたので、大学でも馬術部に所属しました。ゼミが忙しくなったため早めに引退しましたが、今も愛馬の世話をするために、日々北杜市にある厩舎に通っています。私の大学進学を機に、家族で北杜市に移住しました。観光地ならではの飲食店や宿泊施設でアルバイトをすることで多くの学びを得られていると感じています。

登校
北杜市高根町の自宅から電車通学しています。甲府駅から大学まで徒歩15分程度です。

授業
単位はほぼ取得済みで、週に1~2回、ゼミの打ち合わせや活動のために登校しています。

昼休み
学食のラウンジで、お弁当やお菓子を食べながらおしゃべりを楽しむことが多いです。

放課後
授業が終わると北杜市内にある厩舎に直行し、愛馬の世話をするのが日課です。

生命環境学部【地域食物科学科】 3年次
田村 勇樹さん (長野県出身)
ワインに特化した学びを求めて
ワインの生産が盛んな地元で育ったのでワイン研究に興味がありました。山梨大学では国立大学で唯一、ワインに特化した勉強ができると知り、進学を決めました。ワイン科学特別コースの学生達と一緒にワイン関連の授業を履修し、ワインの歴史や評価方法などを広く学んできました。
一方で、地域食物科学科本来の学びにも、おもしろさを感じています。なかでも植物の生理学や病理学は興味深く、遺伝子やDNAなど新たな分野への興味も膨らみました。
卒業研究で、ブドウの改良に挑戦
現在、生物工学的なアプローチからブドウの改良に取り組んでいる研究室に所属しており、卒業研究では、甲州種に含まれる柑橘系の香り(3MH) をより多く放出させる方法を探っていく予定です。
卒業後は大学院でワインに関する学びを深め、将来は地元に戻りワインを通じて地域振興に貢献できればと考えています。
ワイナリーや大学の研究室で、ワインやブドウにつながるアルバイトに従事。
少しでもワインの学びにつなげたくて、ワイナリーでアルバイトをしました。ブドウ畑の手入れは体験できましたが、コロナ禍で醸造の手伝いができなくなってしまったのは残念でした。今は、種苗業者 が販売する苗木がウイルス感染していないかPCR検査をして安全性を確認するというアルバイトをしています。いろいろな意味で貴重な経験ができていると感じています。

登校
少し離れた学生寮に寄宿し、普段は自転車で、雨天や猛暑日にはバスで通学しています。

授業
講義は週に4コマ、実験が6コマ入っているので、週に3日ほど大学に通っています。

昼休み
友人や研究室の人たちと学食を利用しています。安くて美味しいので、おすすめです。

放課後
図書館で課題をやることが多いです。電源タップがあり、自分のパソコンも持ち込めます。
※インタビューは、2022年2月に行ったものです。 (所属・年次等は当時のもの)