梨大生インタビュー(医学部)

CAMPUS LIFE 梨大生の一日

病気だけでなく、患者さん自身を診て、その人の幸せも考えられる医師になりたい。
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医学部キャンパス
医学部【医学科】4年次
板倉 傑さん(愛知県出身)

心に刻まれた解剖実習

 最先端の医療と地域密着型の医療を同時に学べる環境に魅力を感じ、山梨大学に進学しました。座学中心の授業が続くなか、2年次後期に解剖実習がありました。生まれて初めて人体にメスを入れ、それまでの学びを確認していった経験は、深く胸に刻まれています。

診療参加型の実習で多くを学ぶ日々

 4年次後期から附属病院での臨床実習が始まり、5~6人のグループで1週間ずつ診療科を周って、特徴的な疾患や基本的臨床手技を学習しています。国家試験合格前なので医療行為はできませんが、山梨大学では診療参加型実習が推奨されており、カンファレンスへの参加や問診、カルテの記入などの機会も与えられているので、医師になった自分をイメージしながら多くの学びを得ています。
 患者さんの幸福を考えた上で適切な医療を提供できる医師になることが目標です。そのためにも、意欲を持って広く深く学んでいきたいと思っています。

バスケットボール部と医学部交響楽団に所属し、忙しくも充実した日々を過ごしています。

 バスケットボール部は、週3回の練習と週末の試合が中心。医学部交響楽団は土曜日に合同練習があり、年度末に定期演奏会と入学式か卒業式で演奏を披露しています。家庭教師と結婚式スタッフのアルバイトもしているので忙しいものの、図書館が24時間空いていて、時間を気にせずに勉強ができるので、時間をやりくりしながら無理なく続けることができています。

登校

登校

徒歩5分くらいの場所にあるアパートで、一人暮らしをしています。

授業

授業

少人数で行われる授業は発言の機会も多く、密度の濃い勉強ができています。

昼休み

昼休み

附属病院の食堂で友人と食べることもあれば、一旦家に帰って休息をとる日もあります。

放課後

放課後

バスケ部の練習がある日は体育館へ。交響楽団の練習がある日もあります。

一生の思い出に残るような出産をサポートできる助産師になりたい。
医学部在学生写真02
医学部キャンパス
医学部【看護学科】3年次
三枝 美優さん (山梨県出身)

3つの国家資格の取得が可能

 山梨大学では、4年間で、看護師、保健師、助産師の資格をすべて取得できる※と知り、自分のキャリアの幅も広がると考えて進学を決めました。 看護学科の先生方は優しく、進路や私生活の相談にも気軽に乗っていただけます。講義もわかりやすいので、安心して勉学に取り組むことができています。

※2022年4月から新カリキュラムとなり、国家試験の受験資格は「看護師と保健師」または「看護師と助産師」の2つまでとなりました。看護師の国家試験受験資格は必修科目で得られます。保健師または助産師は選抜制となりました。

楽しくやりがいもある看護実習

 3年次後期からは、附属病院をはじめ県内の医療機関や施設などで看護実習が始まりました。実際に患者さんを担当させてもらい、その方に寄り添った看護計画を立て、先生方のご指導のもと実践しています。実習前は不安もありましたが、患者さんとのふれあいは楽しく、日々やりがいを感じます。
 卒業後は、県内で助産師として働く予定です。「良いお産は良い子育てにつながり、幸せの連鎖を生む」という大学での教えを胸に、将来は妊婦さんにもご家族にとっても一生の思い出に残るような良いお産をサポートできる助産師になりたいと思っています。

バレー好きが集まる医学部女子バレー部。経験者もそうでない人も仲良く楽しんでいます。

 所属している医学部の女子バレー部は、週2回練習があり、週末には試合もあります。22名ほどのメンバーには経験者もそうでない人もいますが、みんなバレーが大好き。和気あいあいと楽しみながら活動しています。部活のない日には、自宅近くのスーパーでアルバイトをしています。試験の前後や実習期間中はお休みするなど、勉強との両立を考えながら無理のない範囲でシフトを入れています。

登校

登校

市内の実家から車通学しています。2年次からキャンパス内の駐車場が使用でき便利です。

授業

授業

所定の単位は取得したので、現在は、実習と卒業研究、助産分野の授業だけです。

昼休み

昼休み

実習中も1時間の休憩がもらえます。病院の控室などでお弁当を食べゆっくり過ごします。

放課後

放課後

部活がある日は参加し、それ以外は、図書館で勉強したりアルバイトに行ったりします。

※インタビューは、2023年3月に行ったものです。 (所属・年次等は当時のもの)