梨大生インタビュー(工学部)
4年次石川 諒さん (長野県出身)

Q.山梨大学の工学部を志望した理由は?
小学生の頃、東日本大震災や笹子トンネルの天井板崩落事故などのニュースに衝撃を受け、安全な暮らしを支える仕事を志すように。そのための学びが得られる土木環境工学科に進学しました。
Q.どんなことを学んでいますか?
吉田研究室に所属し、AIを用いて高速道路の維持管理を効率的に行うプログラムの作成に取り組んでいます。先日、1年間の研究成果を、「深層学習を用いた高速道路路面の補修跡およびひび割れの抽出」という卒業論文にまとめました。
Q.今頑張っていることは何ですか?
卒論発表を終え学部での研究がひと段落着いたので、今は塾、飲食店、ゴルフ場の3つ掛け持ちしているアルバイトに注力しています。子どもから高齢者まで幅広い方々と関わりながら、コミュニケーション能力を磨く毎日です。
Q.将来の夢を教えてください
大学院に進学して研究を続けた後、社会基盤に関連する企業で研究職か開発職に就き、安全な暮らしを支える人になりたいと思っています。できれば、就職先で今の研究の実用化を目指したいです。
自然が豊かで魅力的な観光地も多い山梨。
休日には友人とアウトドアライフを楽しむことも。
徒歩10分ほどのアパートで一人暮らしをしています。甲府は、自然が豊かで人も優しく、住みやすい街だと感じます。2年の冬に姉から車を譲ってもらい、行動範囲が広がりました。休日には、バレーボールサークルの仲間や友人たちとドライブしたり、富士五湖地域や北杜市などでキャンプやバーベキューをしたりして楽しんでいます。

3年次小鶴 悠月さん (山梨県出身)

Q.山梨大学の工学部を志望した理由は?
ものづくりが好きだったので、工学部に進学しました。機械工学科と迷ったのですが、昨今の半導体不足の状況や、生産現場で活かせるかなど、将来性を考えて電気電子工学科を選びました。
Q.どんなことを学んでいますか?
名前の通り電気回路や電子回路、加えてプログラミングも学んでいます。3年前期には、それまでに学んだことを使って一から小さなエレベーターを作る実習があり、チームでものづくりをする楽しさやおもしろさを味わいました。
Q.今頑張っていることは何ですか?
現在真っただ中にいる、就職活動です。目指しているのは、メーカーの工場で生産ラインの設計・管理を担う生産技術職。キャリア支援センターにも相談しながら、納得いくまで自己アピール力を高め、企業選びに取り組んでいます。
Q.将来の夢を教えてください
就職してからも自分を高める努力を続け、エンジニアとして一日も早く一人前になりたいと思います。そして、5年後、10年後にはチームリーダーになり、プロジェクトを引っ張っていく存在になりたいと思っています。
学園祭実行委員会に入り、力を合わせて
コロナ禍で中止されていた学園祭を再開。
山梨県大月市にある自宅から、片道1時間半かけて通学しています。電気電子工学科の同期の女子は2人だけ。二人三脚で頑張っています。学園祭実行委員会に所属し、入場門の制作などを担当しました。コロナ禍で中止されていた学園祭の再開は大変でしたが、みんなで力を合わせて無事開催することができ、メンバーの絆も強くなりました。

※インタビューは、2025年3月に行ったものです。(所属・年次等は当時のもの)