生命環境学部

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理念・目的

自然と社会の共生科学に基づき、広い視野と深い専門知識を身につけ、持続可能な地域社会の繁栄を担う人材を養成する教育・研究を行います。

キャッチフレーズ

自然と社会の共生科学の創生

教育目標

生命科学・食物生産科学・環境科学・社会科学に関する実践教育により、広範な知識を統合し、問題を発見し解決する能力を身につけ、自然と社会の共生の観点から持続可能で豊かな地域社会を実現できる人材の養成を目指します。

生命環境学部の学位授与方針(ディプロマポリシー)

生命工学科

生命工学科ではバイオテクノロジーによって解決すべき課題を自らの力で見出し、それらの課題を高い創造性をもって解決できる能力を備えた技術者、研究者等の養成を目指しています。このため、全学的に定められた教養と汎用能力に加えて、以下の専門知識・スキルを身につけた学生に学位を授与します。

生命工学科卒業生が備えるべき専門知識・スキル

  • 知識
    ・生命工学の基礎となる生物学、化学、物理学についての基礎知識を修得している。
    ・生命工学分野全般にわたる基礎知識に基づいた専門知識を修得している。
  • 理解・検証
    ・生命工学分野における専門的な最新の研究内容を説明できる。
    ・生命工学分野の専門的な実験技術を修得し、専門的な課題を論理的に整理・検証できる。
  • 実践力
    ・生命工学分野の専門的な知識と技術を応用し、新しいバイオテクノロジーへ活用できる。
    ・生命工学分野における専門的な研究を遂行し、課題を整理し論理的思考により解決できる。

地域食物科学科

地域食物科学科では、果樹や野菜等の農作物の栽培、食品加工の科学的理解、有用成分の分析・栄養的価値などの食物科学や農学に関する専門知識・技術の全体像を学び、食料生産に関する産業に従事できる人材の育成を目的としています。このため、全学的に定められた教養と汎用能力に加えて、以下の専門知識・スキルを身につけた学生に学位を授与します。

地域食物科学科卒業生が備えるべき専門知識・スキル

専門力に関する小項目

  • 食物に関して、原料から加工、栄養までの大きな流れを体系的に説明できる。
  • 地域産品をはじめとした栽培植物などの栽培・利用技術の基本が理解できる。
  • 食品加工における微生物の機能・役割を理解できる。
  • 食品における加工・分析の重要性を理解できる。
  • 食料生産と人類の健康維持との関係性の基本が理解できる。

環境科学科

環境科学科では、環境に関する自然科学の知識を基礎とした自然環境と人間社会の共生を目指し、主として自然科学的な方法によって食料問題や環境問題をとらえ、環境調和型の人間活動を基盤とする地域社会の持続的な繁栄に貢献できる人材の育成を目指しています。このため、全学的に定められた教養と汎用能力に加えて、以下の専門知識・スキルを身につけた学生に学位を授与します。

環境科学科卒業生が備えるべき専門知識・スキル

  • 環境中に展開する物理・化学・生命現象と地球の仕組みを説明できる(知識・技能)
  • 環境問題の背景と概要を、その歴史、原因、対策などから説明できる(知識・技能)
  • 環境に関するデータを取得・解析し評価した上で可視化できる(知識・技能)(思考力・判断力・表現力)
  • 学びを通して自分と社会の結びつきを自覚し説明できる(思考力・判断力・表現力)(主体性・協働性)
  • 他者と協調・議論しながら思考を深めることができる(思考力・判断力・表現力)(主体性・協働性)

地域社会システム学科

地域社会システム学科における教育プログラムでは、「経済運営・企業経営・行政運営の3つの分野のコラボレーション(共創と進化)を通じて地域社会の潜在力をマネジメントすること」(社会経営)に関する理論と実践をバランスよく学ぶことによって、地域社会や職場で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎力を育成し、人と人や人と自然との共生および持続可能な社会の繁栄のための新たな発展モデルの確立や、国際的な視座と地域密着の姿勢を両立させながら社会のマネジメントを担う能力を持つ人材の育成を目指しています。このため、全学的に定められた教養と汎用能力に加えて、以下の専門知識・スキルを身につけた学生に学位を授与します。

地域社会システム学科卒業生が備えるべき専門知識・スキル

  • 地域資源調査の理論と実践の基礎
    ・地域資源・産業に関する諸要素と、実態把捉のための調査・統計手法の基礎知識を修得し、これを用いて地域の現状を把握できる。
  • 社会科学系の基礎
    ・社会のしくみを体系的かつ多面的に理解し、社会科学の基礎的な概念を用いて説明できる。
  • 経営学の基礎と発展
    ・地域経営、企業経営、組織経営に関する基礎的な専門知識を修得し、これを用いて、営利・非営利の継続的事業体が直面する諸問題の構造分析・解決策の展開とその効果測定の方法を説明できる。
  • 法律学の基礎と発展
    ・国家規範の構造・制定法の基礎にある様々な価値観や法の支配、適正手続、所有権の保護、契約自由等の法原理を理解したうえで、社会や地域の特徴を、法学的な観点から把握できる。
  • 政治学の基礎と発展
    ・市民として政治を観察し、それに積極的に関わってゆくための思考力と判断力の基礎を修得し、地域や社会の在り方を決める構成要素とその特徴を、基礎的な専門知識を用いて説明できる。
  • 経済学の基礎と発展
    ・経済活動の仕組みや市場の役割を理解し、経済政策や制度の意義を基礎的な専門知識を用いて説明できる。
  • 観光政策科学の基礎と発展
    ・観光産業、観光行政の仕組みやそれが地域経営に果たす役割を理解し、観光にかかわる国内外の市場や政策の分析、観光地経営や観光まちづくりに向けた計画の立案、観光経営の特徴や課題、展開について、基礎的な専門知識を用いて説明できる(観光政策科学特別コースに限る)
  • 課題解決の意欲と態度
    ・地域社会で生じる諸課題を発見し、その課題の解決に向けて、多様な観点から考察し、その考え方を表現できる。
    ・地域資源を活用した地域社会の再生と活性化に、自ら積極的に関心をもち続けることができる。

生命環境学部の教育課程編成・実施方針(カリキュラムポリシー)

生命工学科

生命工学科のカリキュラム(教育課程)は、全学的に定められた教養と汎用能力としてのコンピテンシー(能力・資質)、生命工学科独自に定めた専門知識・スキルすべてを確実に身につけ、それらを統合的に発揮する力、すなわち「自ら学び、自ら考える力」を獲得するように設計されています。共通教育科目の履修を通じて多様な知識や自らの専門以外の学問分野の考え方を学ぶ一方、専門科目の履修を通じて自らの専門分野の知識や考え方を深く身につけることで、将来多様な立場・分野・考えの他者と協働して現実社会の問題解決を図るための基礎的素養を身につけます。初年次に開講される生命環境基礎ゼミや生物資源実習において、批評力の基礎、地域理解、異文化理解、 コミュニケーション・スキルの基礎、数量的リテラシー、論理的思考力などの幅広い教養、汎用能力の基礎知識と素養を身につけます。これらのコンピテンシーは一朝一夕に身につくものではないことから、以降の科目履修を通じて繰り返し学習・応用することによって在学期間を通じて研鑽します。

  • 基礎知識
    生命工学を活用するために必要な基礎知識は、共生科学入門や情報処理及び演習、生物資源実習、生命研究倫理学などの学部共通科目、基礎数学、基礎生物学、基礎化学、基礎物理学I、微積分学を通じて修得します。
  • 専門知識
    生命工学を活用するために必要な専門知識は、生化学を中心に学び、さらに自身の専門性に応じて専門発展科目の中から、細胞生理学や発生工学、動物解剖学、遺伝科学概論、生物有機化学、生物化学工学、遺伝子工学、細胞培養工学、構造生物学、応用微生物学、発酵工業学、栽培植物育種法、農作物病理学、環境毒性学、環境保全学などを習得します。
  • 理解・検証
    生命工学の実験技術と課題解決力を身につけるために必要な専門的なスキルは、化学実験、生物工学実験I、II、III、IVを通じて身につけます。
  • 実践力
    生命工学の専門知識を理解・発展させ、発表する力を身につけるため、技術英語や生命科学方法論、環境健康科学、特別講義を通じて専門的な知識を理解・発展させ、さらに科学英語演習や生命工学卒業論文で研究を遂行し発表する力を身につけます。また、インターンシップでは現場に対応できる実践能力を培い、異分野に対応できる応用力を経営学概論や法律学概論の科目群によって身につけます。

これらの専門知識・スキルは講義を聞くだけではなく、生命工学卒業論文を通じて教員-学生間の濃密な質疑応答、学生間のディスカッション、演習、プレゼンテーションなどを含む能動的学習を授業に積極的に取り入れることにより、自らの専門分野の実用的な知識・スキルを問題解決に使える水準に昇華させます。

地域食物科学科

地域食物科学科のカリキュラムは、全学的に定められた教養と汎用能力のコンピテンシー(能力・資質)と、地域食物科学科独自に定めた専門知識・スキルすべてを確実に身につけ、それらを統合的に発揮する力、すなわち「自ら学び、自ら考える力」を獲得するように設計されています。

共通教育科目の履修を通じて多様な知識や自らの専門以外の学問分野の考え方を学ぶ一方、専門科目の履修を通じて自らの専門分野の知識や考え方を深く身につけることで、将来多様な立場・分野・考えの他者と協働して現実社会の問題解決を図るための基礎的素養を身につけます。

初年次前期に開講される生命環境基礎ゼミにおいて、生命環境学の基礎、批評力の基礎、コミュニケーション・スキルの基礎、論理的思考力などの幅広い教養、汎用能力の基礎知識と素養を身につけます。これらのコンピテンシーは一朝一夕に身につくものではないことから、以降の科目履修を通じて繰り返し学習・応用することによって在学期間を通じてブラッシュアップします。

初年度もしくは次年度に開講される共生科学入門、食物科学入門、生物資源論、生化学I、生化学IIによって、食物科学や農学に関する基礎知識を習得します。

必修のプロジェクト型科目である生物資源実習では、生物資源に関する実習および議論を通して、生物資源に関する問題解決力全体の基礎的な素養を身につけます。さらに、基礎生化学実験では、実験科学に必要とされる基本的な実験手法および技術を学びます。

共通教育科目の語学教育科目において外国語リテラシーの基礎を身につけるとともに、英語(外国人留学生においては日本語)については、専門科目において農学および食品科学の分野に関わる文章の読み書きを行う機会を繰り返し設けることにより、将来専門性をもって世界で活躍するために必要なレベルの力を身につけます。

専門知識・スキルは園芸・栽培学系、微生物学系、食品加工・分析学系、栄養学系、食物科学や農学に関する最新の知見を習得する方法に大別され、それぞれ以下の科目群によって学びます。

  1. 園芸・栽培学系
  2. 微生物学系
  3. 食品加工・分析学系
  4. 栄養学系
  5. 食物科学や農学に関する最新の知見を習得する方法

園芸・栽培学系では、必修科目である生物資源論、果実遺伝子実験、 農作物生産学実験や、選択必修科目である農作物栽培学、農作物生産学、ブドウ栽培学、農作物生理学、農作物病理学、栽培植物育種法を履修することで、栽培植物の栽培・利用技術に関する知識・技能を習得します。

微生物学系では、必修科目である醸造微生物実験や、選択必修科目であるワイン微生物学、発酵工業学、微生物育種学、食品保蔵学を履修することによって微生物を利用した食品加工や保蔵技術に関する知識・技能を習得します。

食品加工・分析学系では、必修科目である機能成分分析実験、食品製造学実験や、選択必修科目である食品成分分析学、食品製造学、食品加工学、ワイン品質評価学を履修することによって食品の加工や分析の知識・技能を習得します。

栄養学系では、必修科目である栄養学実験や、選択必修の基礎栄養学、応用栄養学、機能成分学の科目を履修することによって食品の栄養・機能成分に関する知識・技能を習得します。

食物科学や農学に関する最新の知見を習得する方法については、必修科目である科学英語演習I、科学英語演習II、地域食物科学卒業論文を履修することによって食料生産と人類の健康維持との関連性を理解するために必要な、食物科学や農学に関する最新の知見を習得します。

これらの専門知識・技能は講義を聞くだけではなく、教員-学生間の濃密な質疑応答、学生間のディスカッション、演習、プレゼンテーションなどを含む能動的学習を授業に積極的に取り入れることにより、自らの専門分野の問題解決に使える実用的な知識・技能の水準に昇華させます。

環境科学科

環境科学科の教育課程は、全学的に定められた教養と汎用能力のコンピテンシーと、環境科学科で独自に定めた専門知識・スキルすべてを確実に身につけ、それらを統合的に発揮する力、すなわち「自ら学び、自ら考える力」を獲得するように設計されています。

共通教育科目の履修を通じて多様な知識や自らの専門以外の学問分野の考え方を学ぶ一方、専門科目の履修を通じて自らの専門分野の知識や考え方を深く身につけることで、将来多様な立場・分野・考えの他者と協働して現実社会の問題解決を図るための基礎的素養を身につけます。

初年次前期に開講される生命環境基礎ゼミにおいて、批評力の基礎、地域理解、異文化理解、 コミュニケーション・スキルの基礎、数量的リテラシー、論理的思考力などの幅広い教養、汎用能力の基礎知識と素養を身につけます。これらのコンピテンシーは一朝一夕に身につくものではないことから、以降の科目履修を通じて繰り返し学習・応用することによって在学期間を通じてブラッシュアップします。
(情報処理及び演習、微積分学、線形代数学、基礎化学、基礎生物学、科学英語演習I・II・III・IV、インターンシップI・II)

必修のプロジェクト型科目である以下の実習では他者と協働して問題解決に取り組み、問題解決力全体の基礎的な素養を身につけます。
(生命環境基礎ゼミ、生物資源実習、環境科学卒業論文)

共通教育科目の語学教育科目において外国語リテラシーの基礎を身につけるとともに、英語(外国人留学生においては日本語)については、専門科目の科学英語演習I・II・III・IVにおいて環境科学分野に関わる文章の読み書きを行う機会を繰り返し設けることにより、将来専門性をもって世界で活躍するために必要なレベルの力を身につけます。

専門知識・スキルは基礎系、発展系、実習系に大別され、それぞれ以下の科目群によって学びます。

基礎系では、共生科学入門、環境科学入門、リスクマネジメント概論、基礎物理学、化学概論、生物学概論などを履修することで、環境中に展開する物理・化学・生命現象と地球の仕組みを説明する力を養います。

発展系では、地球科学、生態学、気象学、環境情報学及び演習、水循環学、水圏科学、土壌科学、大気環境科学、環境分析化学、多様性生物論、環境保全学、環境化学、特別講義I・II・III・IVなどを履修することで、環境科学に関するより幅広い知識を身に付けると共に、それらの知識を統合して活用する方法論や環境問題の背景と概要を説明できる力、自分と社会の結びつきを自覚し説明する力を養います。

実習系では、環境科学基礎実験I・II、環境モデリング及び実習、環境計測実習、環境調査実習、地圏科学実習、環境分析実習、環境解析実習、インターンシップI・IIなどを履修することで、環境データを取得、解析、評価、可視化する技術を実践的に修得します。同時に、他者と協調・議論しながら思考を深める力を養います。

これらの専門知識・技能は講義を聞くだけではなく、教員-学生間の濃密な質疑応答、学生間のディスカッション、演習、プレゼンテーションなどを含む能動的学習を授業に積極的に取り入れることにより、自らの専門分野の問題解決に使える実用的な知識・技能の水準に昇華させます。

地域社会システム学科

地域社会システム学科教育プログラムのカリキュラム(教育課程)は、全学的に定められた教養と汎用能力のコンピテンシー(能力、資質)と、地域社会システム学科教育プログラム独自に定めた専門知識・スキルすべてを確実に身につけ、それらを統合的に発揮する力、すなわち「自ら学び、自ら考える力」を獲得するように設計されています。

共通教育科目の履修を通じて多様な知識や自らの専門以外の学問分野の考え方を学ぶ一方、専門科目の履修を通じて自らの専門分野の知識や考え方を深く身につけることで、将来多様な立場・分野・考えの他者と協働して現実社会の問題解決を図るための基礎的素養を身につけます。

初年次前期に開講される生命環境基礎ゼミにおいて、批評力の基礎、地域理解、異文化理解、 コミュニケーション・スキルの基礎、数量的リテラシー、論理的思考力などの幅広い教養、汎用能力の基礎知識と素養を身につけます。これらのコンピテンシーは一朝一夕に身につくものではないことから、以降の科目履修を通じて繰り返し学習・応用することによって在学期間を通じてブラッシュアップします。

必修のプロジェクト型科目である生物資源実習では他者と協働して問題解決に取り組み、問題解決力全体の基礎的な素養を身につけます。

共通教育科目の語学教育科目において外国語リテラシーの基礎を身につけるとともに、英語(外国人留学生においては日本語)については、専門科目において政治・経済・経営・観光分野に関わる文章の読み書きを行う機会を繰り返し設けることにより、将来専門性をもって世界で活躍するために必要なレベルの力を身につけます。

「地域資源調査の理論と実践の基礎」力の獲得については、地域の現状とその潜在的・顕在的な価値を把握するために、「共生科学入門」・「情報処理及び演習」・「基礎統計学」・「基礎統計学演習」・「社会数理システム」・「データサイエンス及び演習」・「社会調査法」を履修することで、地域資源に関する諸要素と、実態を定量的・定性的に把捉する調査・統計手法の理論に関する基礎知識を身に付けるとともに、「生命環境基礎ゼミ」・「生物資源実習」の履修により行動を通して把捉する実践力を養います。また、「基礎数学」・「基礎数学演習」・「経済・経営数学」を履修することで、調査と統計、経済学・経営学・計画学の科目を学ぶために必要な数学的な考え方を身に付けることができます。

専門性と学際性の両立

生命環境学部では、各学科における専門分野の教育に加え、自然環境と人間社会との共存・共栄を科学する「自然と社会の共生科学」を軸とした学科横断的な科目群を設置することによって、専門性と学際性の両立を目指しています。この考えから、当学科のカリキュラムでは、学部共通科目や学科間相互乗り入れ科目を数多く設けています。

専門知識・スキル

専門知識・スキルは経営学、法律学、政治学、経済学、計画学、観光政策科学に大別され、それぞれ以下の科目群によって学びます。

「社会科学系の基礎」は、当学科の幅広い専門科目群全般の鳥瞰と基礎力修得のための科目群です。「社会科学入門」・「経営学概論」・「法律学概論」・「政治学概論」・「経済学概論」・「リスクマネジメント概論」・「観光政策科学概論」を履修することで、「地域社会の潜在力のマネジメント」(社会経営)に関連の深い専門的基礎知識を修得し、これによって社会のしくみの体系的かつ多面的な理解を促します。

「経営学の基礎と発展」では、「地域社会の潜在力のマネジメント」(社会経営)に経営学の手法でアプローチするため、「経営学概論」・「経営戦略論」・「国際経営論」・「簿記学」・「会計学」を履修することによって、地域経営、企業経営、組織経営に関する基礎的な専門知識を修得するとともに、「エネルギーマネジメント」・「マーケティングと消費者行動」・「数理計画法」・「サービス産業論」・「人材戦略論」・「地域計画学」・「地域共生デザイン」・「科学技術政策論」を履修することにより、事業体が直面する諸問題をより深く分析するための発展的な知識を修得します。

「法律学の基礎と発展」では、「地域社会の潜在力のマネジメント」(社会経営)の基礎にある社会や地域の特徴を法学的な観点から把握するために、「法律学概論」・「統治機構論」・「行政法Ⅰ」・「民法Ⅰ」を履修することによって法原理を理解し、さらに、「行政法Ⅱ」・「民法Ⅱ」・「民法Ⅲ」・「企業法」・「労働法」・「比較憲法論」を履修することで、法律の制度・仕組み・動態の理解に不可欠な基礎知識を精選して修得します。

「政治学の基礎と発展」では、「地域社会の潜在力のマネジメント」(社会経営)に政治学の手法でアプローチするため、「政治学概論」・「行政学」・「地方自治論」を履修することによって、政治と積極的に関わる市民としての思考力・判断力ならびに地域や社会の在り方を決める構成要素の基礎を修得するとともに、さらに「環境政治論」・「政策過程論」・「国際関係論Ⅰ」・「国際関係論Ⅱ」を履修することで、これらをグローバルな視点から読み解くなどより深く把握するための知識を修得します。

「経済学の基礎と発展」では、「地域社会の潜在力のマネジメント」(社会経営)に経済学の手法でアプローチするため、「経済学概論」・「マクロ経済学」・「ミクロ経済学」を履修することで、経済活動の仕組みや市場の役割を理解し経済政策と制度の意義を修得するとともに、さらに「食料問題とグローバル経済」・「公共経済学」・「経済地理学」・「計量経済学」・「財政学」・「地方財政学」・「環境経済政策論」を履修することで、さらにこれらを深く把握するための知識を修得します。

「観光政策科学の基礎と発展」では、「地域社会の潜在力のマネジメント」(社会経営)に観光の観点からアプローチするため、「観光政策科学概論」・「観光政策論」・「観光経営論」を履修することによって、観光が地域経営に果たす役割を理解し、観光産業、観光行政の仕組みや役割に関する基礎知識を修得するとともに、「観光産業論」・「観光地域計画論」を履修することで、観光地経営ならびに観光まちづくりに関する実践力と、グローバル化や外国人旅行者(インバウンド)の増加等の観光市場の変化と諸課題を読み取り新たな発展モデルを考察する実践力を養う知識を修得します。(*観光政策科学特別コースのみ必修)

課題解決の意欲と態度では、「地域社会の潜在力のマネジメント」(社会経営)の基礎力を醸成するため、「地域社会システム学セミナー」・「地域社会システム学演習」・「地域社会システム学実習」を設け、少人数教育によって主体的な学習と発表を促します。「地域社会システム学卒業論文」を設け、地域社会で生じる諸課題を発見し、その課題の解決に向けて多様な観点から考察し、その考え方を表現できるように、少人数教育によって懇切丁寧な個別指導を行います。「インターンシップⅠ」・「インターンシップⅡ」によって、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を育成します。

これらの専門知識・技能は講義を聞くだけではなく、講義内容の事前周知による反転学習、教員-学生間の、修得内容の水準を確認しながらその講義内容の質を検証する濃密な質疑応答、学生間のディスカッション、演習、プレゼンテーションなどを含む能動的学習を授業に積極的に取り入れることにより、自らの専門分野の問題解決に使える実用的な知識・技能の水準に昇華させます。

成熟の時代を迎えた日本の社会では多様な価値観が存在します。国際社会ではさらにその幅が広がります。異なる価値観の出会いが思いもかけない新鮮な価値を生み出すこともあるでしょう。反面、軽重幅広きにわたる摩擦と葛藤もありうるでしょう。この多様な価値観を無理なく併存させ、相互対立を止揚された合に導き、より豊かな社会を実現するためには、専門科目群で得た幅広い分析視角に加えて、これを生き抜く力に整える教養が求められます。共通教養科目で修得した歴史的視点や異文化による触発などの知識を基礎とすることで、専門科目で学んだ知識とスキルを理解しこれを実践する際に、これをより高くより深くより思慮深い内容とするように膨らみを持たせます。

生命環境学部の入学者選抜方針(アドミッションポリシー)

生命環境学部の求める資質・能力・人物像

生命環境学部では、「自然と社会の共生科学の創生」を行うため、自然と社会の共生科学の視点から、生命・食・環境・経営などの諸課題に取組み、解決する意欲をもつ人を求めています。

入学前に学習しておくことが期待される内容

生命環境学部では、授業内容を理解するために、学科の専門性に応じた高等学校における教科・科目の内容を確実に身につけておくことが必要です。さらに、学科の違いによって次のような違いがあります。

  • 生命工学科
    バイオサイエンスを理解し、バイオテクノロジーを身につけるために、生物を中心とした学問領域に加え、多様な物質を扱う化学に関する知識が必要です。論理的思考力を養うため、数学の素養も望んでいます。入学試験で課している科目について、十分な学力を有していることを期待しています。
  • 地域食物科学科
    食物生産あるいはワイン製造に関する課題を解決するためには、原料の生産・加工・利用等を含む総合的な知識が必要です。したがって、高等学校で学ぶ化学・生物などの理科科目を十分に理解できていることを望んでいます。また、自らの考えを論理的に伝える基礎として、高等学校で学ぶ国語・英語を身につけておくことを期待しています。
  • 環境科学科
    高等学校で履修した物理、化学、生物、地学といった理系科目に加え、自分の言葉で他者とコミュニケーションをとるための国語や外国語の素養が身についていることを望んでいます。さらに、地理歴史、公民といった社会系科目に対する理解と同時に、環境に対する関心や興味を持っていることを期待しています。
  • 地域社会システム学科
    普段から新聞や書籍を読み、政治・経済の動向や現代社会の問題に強い関心を持っていることを望んでいます。入学試験で課している科目の基礎的内容を十分に理解していることが必要です。