連続市民講座
「つなぐ〜未来をつくる科学と社会〜」
山梨大学と読売新聞甲府支局が共催し、「つなぐ〜未来をつくる科学と社会〜」と題した全10回の連続市民講座を開催します。連続市民講座では、本学が行う様々な研究を分かりやすく解説しています。
2026年度は、中村学長から推薦された講師陣による、自然環境(微生物、水生生物、農業)と人間の暮らし(住まい、医療)を、技術(バイオ、ものづくり、エネルギー)でつなぐという視点から多彩な講義を用意しました。
2026年度も引き続き、対面開催と併せて、オンデマンド配信も実施します!
どなたでも参加でき、聴講は無料です。聴講を希望される方は、4月以降、連続市民講座申込みフォームから事前に申込みをしてください。みなさまのご参加をお待ちしております。
オンデマンド配信イメージ
受講者の皆さまへのお知らせ

日時・場所
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| 開催期間 |
2026年4月から2027年3月まで(年間10回、8月・1月を除く) |
| 開催場所 |
山梨大学甲府西キャンパス |
| 開催時間 |
13:30〜15:00まで(13時開場) |
| 開催方法 |
対面及びオンデマンド
※オンデマンドは後日配信、期限内であれば繰り返し試聴可能。 |
| 受講料 |
無料 |
| 備考 |
駐車場台数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関の利用にご協力をお願いします。 |
申込方法
対面およびオンデマンド受講ともに事前の申し込みが必要です。
対面受講を希望される場合は、各回ごと、事前に申し込みフォーム(対面)より申し込んでください。
(申込期間は、連続市民講座スケジュールをご確認いただき各回指定期間内にお申し込みください。)
なお、お電話での申し込みも受け付けております。
オンデマンド受講を希望される場合は、1回の申し込みで、試聴可能な講座から最終回まで視聴できます。
(各回とも視聴期間は1カ月程度です。視聴期間内は繰り返し視聴可能です。)
対面およびオンデマンド受講の両方を申し込むこともできます。
※その場合、対面を希望する回については、必ず事前に申し込みフォーム(対面)より申し込んでください。
対面受講を希望される方は、こちらをクリックしてください
※「お申し込みを受け付けました。」の画面が表示されましたらお申し込み完了です。
4月開催 第1回連続市民講座 申し込みフォーム
オンデマンド受講を希望される方は、こちらをクリックしてください
連続市民講座≪オンデマンド配信≫申し込みフォーム
お申し込み・お問い合わせ先:山梨大学 教学支援部 教務企画課 連続市民講座担当
電 話:055-220-8043 (平日8:30~17:00まで)
メール:koukai-kouza@yamanashi.ac.jp
連続市民講座のスケジュール
【注意】対面方式とオンライン方式の併用で行います。
どちらも事前申し込みが必要になります。対面方式の申し込みは申込期限にご注意ください。
| № |
申込期間 |
~4/14(火)まで |
| 1 |
開催日 |
講義題目 |
職名 |
講師名 |
4月18日(土)
開催場所:M-12 |
新しい医療を社会に届けるために必要なこと
~医薬品や医療機器を患者さんに届けるために~ |
医学域
教授 |
望月 修一 |
| これまで人類は新しい薬や医療機器を創って治せない病気を治せるようにしてきました。新しい医療技術を開発する目的は患者さんを救うことです。そのためにはいつでもどこでもその技術を使用できる必要があります。発見・発明した医師だけが使用できる医療技術では多くの患者さんを救うことはできません。どこでも使用できるようにするためには、その薬や機器を作ったり売ったりする体制を構築して供給することが必要になります。これには特許を取ったり「治験」を行ったり、製造販売するための許可(承認)を取ったりする必要があります。「治験」や「承認審査」を経て、はじめて医療現場に届くことになります。本講義では新しい薬や医療機器が皆さんのもとに届くまでの流れについてお話しします。 |
| № |
申込期間 |
後日掲載します。 |
| 2 |
開催日 |
講義題目 |
職名 |
講師名 |
5月16日(土)
開催場所:未定 |
地域の“もったいない”を美味しさに変える
~食品残渣×キノコ栽培による地域資源循環~ |
生命環境学域
准教授 |
片岡 良太 |
| 地域で発生する食品残渣を活用し、キノコ栽培を通じて資源循環と食料生産の両立を図る「地域循環型食料生産モデル」の構築を目指しています。従来の廃棄物処理や堆肥化にとどまらず、抗酸化作用の強いエルゴチオネインを豊富に含む高付加価値のキノコを生産することで、地域の“もったいない”を「美味しさ」へと転換する循環型システムを構築する取り組みについて紹介します。この循環システムでは、栽培後の廃菌床も土壌改良材として再利用し、ゼロエミッションに近い資源循環を可能にします。 |
| № |
申込期間 |
後日掲載します。 |
| 3 |
開催日 |
講義題目 |
職名 |
講師名 |
6月20日(土)
開催場所:未定 |
光触媒による 人工光合成技術
~カーボンニュートラル社会実現に向けて~ |
クリーンエネルギー 研究センター
教授 |
入江 寛 |
| 人工光合成は、太陽光のエネルギーを用いて水、二酸化炭素から有用化学物質および酸素をつくり出す画期的な技術です。例えば、メタンやメタノールなどの燃料を合成でき、さらには既存の化学プロセスと組み合わせることでe-fuelや化成品など多様な製品へと展開できます。再生可能エネルギーである太陽光をエネルギー源として、化石燃料を使わない燃料や製品をつくり出すことに加え、人間の活動により排出される二酸化炭素を資源として活用しますので、人工光合成技術はカーボンニュートラル社会を実現する切り札となり得ます。人工光合成の技術にはいくつか種類がありますが、本講義では代表的な「光触媒」について、その機能、研究の最前線、実用化に向けた課題など紹介します。 |
| № |
申込期間 |
後日掲載します。 |
| 4 |
開催日 |
講義題目 |
職名 |
講師名 |
7月25日(土)
開催場所:未定 |
光の「向き」で視界が変わる!
~偏光カメラが拓く磨きと検査の最前線~ |
工学域
准教授 |
孕石 泰丈 |
| 私たちの生活に欠かせなくなったパソコン、スマートフォンやその中にある半導体。これらはミクロの粒「砥粒(とりゅう)」を用いた研磨技術によって、鏡のように磨き上げられた部品を多く使っています。しかし、キラキラと光る加工現場では、強い反射が邪魔をして、道具である砥粒の「摩耗」や「割れ」を正確に捉えることが困難でした。 そこで活躍するのが、特定の向きの光だけを捉える「偏光カメラ」です。本講座では、釣り用サングラスのように反射を自在に消し去り、従来は見えなかった「加工現場の真実」を映し出す画像処理技術を紹介します。日本のものづくりを支える「磨きの技」と、それを守る「技術の目」の進化を、実際の映像とともに分かりやすく解説します。 |
| № |
申込期間 |
後日掲載します。 |
| 5 |
開催日 |
講義題目 |
職名 |
講師名 |
9月12日(土)
開催場所:未定 |
その人らしく生きるを支える
~ICU看護師として考えたこと~ |
医学域
教授 |
山田 章子 |
| 集治療室(以下;ICU)は、生命の危機状態にある患者さんが入室しており、24時間集中的な治療やケアを行います。ICU看護師の役割は、他職種と協働して患者さんがその人らしく生きることができるよう支えることです。ICU入室患者さんは、沢山の点滴やドレーンが挿入されているため自分自身で動くことが難しかったり、人工呼吸器が装着されていることにより発声ができません。このような患者さんは苦痛が大きく、苦痛を和らげる目的で鎮静薬を用います。鎮静薬の使用により、患者は傾眠傾向が強く、意思疎通を図ることが難しくなります。ICU看護師は、意思疎通を図ることが難しいからといって患者の意思を無視して、単にできないことに対し援助を行っているわけではありません。ICU看護師は、なにを考え実際にどのようなケアを行っているのかをお伝えします。 |
| № |
申込期間 |
後日掲載します。 |
| 6 |
開催日 |
講義題目 |
職名 |
講師名 |
10月3日(土)
開催場所:未定 |
町並み・集落の保存と担い手育成
~重伝建地区における連携・協働の取組~ |
教育学域
教授 |
田中 勝 |
| 重要伝統的建造物群保存地区(以下、重伝建地区)の制度が発足して50年が経ちました。重伝建地区とは周囲の環境と一体となり歴史的風致を形成している伝統的な建造物群を保存するため文化庁が選定するもので、山梨県内では早川町赤沢と甲州市塩山下小田原上条の2地区が選定されました。重伝建地区の魅力は地域の気候・風土、歴史、文化等に根ざした住まい方にあり、人々は住み続けながら歴史的町並み・集落の保存・活用と生活文化の継承に努めてきました。重伝建地区にみる豊かな環境や暮らしの文化を次世代に伝えていくためにはどのような取組が必要でしょうか。 本講義では地方色豊かな各地の住まいを写真や紙模型等を使って概説すると共に、自治体・住民・学校・専門家等多様な主体の協働による町並み保存活動と担い手育成の取組について紹介します。 |
| № |
申込期間 |
後日掲載します。 |
7
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開催日 |
講義題目 |
職名 |
講師名 |
11月14日(土)
開催場所:未定 |
抗生物質クライシスへの挑戦
~微生物界の秘めたる「奇跡の宝箱」~
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生命環境学域
教授 |
山村 英樹 |
| 本講義は、多剤耐性菌の増加がもたらす世界的な抗生物質クライシスに対し、多くの抗生物質を生産してきた放線菌に期待が高まっています。放線菌は歴史的にみてもストレプトマイシンなど重要な抗生物質を生産してきた実績があり、そのゲノムには多種多様な生合成遺伝子クラスターが存在しています。中でも、自然界における分布数が少ない、分離が困難な希少な放線菌からは、いくつかの重要な臨床薬が発見されています。これらはまさに奇跡の宝箱と言えるでしょう。この宝箱を探索し開放する事が出来れば、多剤耐性菌に有効な抗生物質を得られるかもしれません。 本講義では、放線菌を自然界から分離する方法から抗生物質の設計図であるゲノムDNAの解読、眠っている抗生物質の活性化による新規化合物の誘導などについて、わかりやすく解説していきます。 |
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|
後日掲載します。 |
8
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開催日 |
講義題目 |
職名 |
講師名 |
12月19日(土)
開催場所:未定 |
豊かな人生100年時代に向けて
~知って得する「排尿トラブル」解決法~ |
医学域
教授 |
三井 貴彦 |
| 排尿に関する様々な症状である「排尿トラブル」は、加齢とともに悩む人の割合が高くなることが広く知られています。この「排尿トラブル」は、多くの人が恥ずかしさから周囲に相談できず、一人で悩んでいる方も少なくありません。近年は人生100年時代と言われていますが、この人生100年時代を健やかに生きるために、高齢期になると誰もが直面し得る「排尿トラブル」について、その原因を正しく知り、適切に対処することが重要です。本講座では、夜間頻尿や尿もれなどの頻度の高い「排尿トラブル」について分かりやすく解説し、日常生活の中で実践できる対処法や専門医への受診のポイントを紹介します。「排尿トラブル」から少しでも解放され、豊かな人生100年時代を送るための知って得する解決法をお伝えします。 |
| № |
申込期間 |
後日掲載します。 |
| 9 |
開催日 |
講義題目 |
職名 |
講師名 |
2026年
2月13日(土)
開催場所:未定 |
大型藻と水草の世界
~山梨県内の河川や水田での現状~ |
教育学域
教授 |
芹澤 如比古 |
| 本講義では,地球生命史や生物の大分類,最初の酸素発生型光合成生物である藍藻類の出現と,それを細胞内共生により葉緑体として取り込んだ一次植物,一次植物を取り込んだ二次植物の話を織り交ぜながら,深遠なる藻類や水草の世界を概説し,私の研究室で行なっている河川での過酷な四季調査の結果や,無農薬・無肥料でも食味値の高い米が生産できる背景にある水田雑草(大型藻や水草)の役割などについて紹介する。なお,藻類とは水域に生育する酸素発生型光合成生物の中から陸上植物を除いた11の分類群の総称であり,大型藻とは多細胞生の藻類のことである。また,水草とは陸上植物の中で少なくとも生活史の一時期に水中生活が必要な植物のことである。 |
| № |
申込期間 |
後日掲載します。 |
10
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開催日 |
講義題目 |
職名 |
講師名 |
2026年
3月6日(土)
開催場所:未定 |
廃棄物が価値に変わる
~”捨てる”から”活かす”循環経済~ |
工学域
教授 |
遠山 忠 |
| 私たちの暮らしや産業活動からは、必ず「廃棄物」が生まれます。身近な例が食品ロスで、日本では令和5年度に約464万トンもの食品が捨てられています(環境省)。これまで廃棄物は、多くのコストとエネルギーをかけて「処分するもの」でした。しかし今、廃棄物を資源として活かし、新たな価値を生み出そうとする『サーキュラーエコノミー(循環経済)』が注目されています。その実現を支える重要な鍵の一つ、バイオテクノロジーです。 本講座では、「捨てるから活かすへ」「廃棄物×バイオテクノロジー」という視点から、循環経済の基本的な考え方、最新の技術や実践例、そして私たちの暮らしに身近な応用例をわかりやすく紹介します。廃棄物が資源に変わる時代が、すでに始まっています。この講座を通して、廃棄物の見え方が少し変われば幸いです。 |
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