免許と資格(医学部)

それぞれが目指す道を進めるよう国家試験合格に向け、支援体制を強化しています。

医療人を目指す学生にとって、医師国家試験ならびに、看護師・保健師・助産師の各国家試験は、志を貫き、新たなステージへと進むために越えなければならない高いハードルです。本学部では、合格率100%を目指し、万全の教育・サポート体制で臨んでいます。

医学科

卒業後の進路

6年間の医学科での卒前教育を終え、医師国家試験に合格すると、各々の目指す分野での卒後教育に進むことになります。分野によって多少の違いはありますが、臨床医を目指す場合は、一定水準の医療機関に研修医として勤務しながらの初期臨床研修(2年間)が義務づけられています。また、専攻科目によっては認定医や専門医へのコースを進むなど、卒後教育のカリキュラムに沿った専門的な教育も必要です。基礎医学や社会医学の研究を希望するなら、大学院進学・修了後に各大学医学部の研究室や各種研究所に就職する道もあります。

医学を志す者には、生涯を通して学習し続けることが求められており、卒後教育は、卒前教育と同様、極めて重要です。本学でも、「卒後臨床研修センター」を設置し、充実した研修プログラムのもと、研修医の教育に努めています。

医師国家試験への取り組み

医学科の集大成は、例年2月の医師国家試験です。ほぼ全員が受験する本学科では、学生自らが積極的に学習に取り組むチュートリアル教育を広い分野で実施し、知識はもちろん、学習に対する意欲や自主的学習の手法を身につけることにも注力して、確かな力を養っていきます。

また、6年次の10~11月には、出題基準・形式とも医師国家試験に従った卒業試験を実施し、万全の体制で医師国家試験に備えます。

医師国家試験合格状況

試験回数(実施年) 受験者数 合格者数 合格率
第116回(令和4年) 126
(114)
120
(109)
95.2%
(95.6%)
第115回(令和3年) 140
(136)
127
(124)
90.7%
(91.2%)
第114回(令和2年) 114
(104)
111
(101)
97.4%
(97.1%)
第113回(平成31年) 149
(138)
137
(130)
91.9%
(94.2%)
第112回(平成30年) 123
(110)
113
(103)
91.9%
(93.6%)

( )内は、新卒者数の内数です。

看護学科

卒業後の進路

看護専門職として医療に従事するためには、例年2月に実施される各国家試験に合格しなければなりません。本学科では、常に高い合格率を誇っています。看護師・保健師・助産師の資格を活かして、卒業後は多くの学生が本学医学部附属病院をはじめとする医療機関、各市町村の保健所や保健センター、社会福祉施設などに就職し、活躍しています。さらに研究を深めたい学生には、本学大学院の看護学専攻へ進学する道も拓かれています。

看護師国家試験合格者状況

試験回数(実施年) 受験者数 合格者数 合格率
第111回(令和4年) 64
(64)
63
(63)
98.4%
(98.4%)
第110回(令和3年) 55
(53)
55
(53)
100.0%
(100.0%)
第109回(令和2年) 63
(62)
61
(60)
96.8%
(96.8%)
第108回(平成31年) 57
(55)
56
(54)
98.2%
(98.2%)
第107回(平成30年) 58
(54)
56
(54)
96.6%
(100.0%)

保健師国家試験合格者状況

試験回数(実施年) 受験者数 合格者数 合格率
第108回(令和4年) 64
(64)
64
(64)
100.0%
(100.0%)
第107回(令和3年) 55
(53)
54
(52)
98.2%
(98.1%)
第106回(令和2年) 69
(62)
66
(61)
95.7%
(98.4%)
第105回(平成31年) 61
(55)
51
(48)
83.6%
(87.3%)
第104回(平成30年) 57
(54)
43
(43)
75.4%
(79.6%)

助産師国家試験合格者状況

試験回数(実施年) 受験者数 合格者数 合格率
第105回(令和4年) 4
(4)
4
(4)
100.0%
(100.0%)
第104回(令和3年) 3
(3)
3
(3)
100.0%
(100.0%)
第103回(令和2年) 3
(3)
3
(3)
100.0%
(100.0%)
第102回(平成31年) 4
(4)
4
(4)
100.0%
(100.0%)
第101回(平成30年) 3
(3)
3
(3)
100.0%
(100.0%)

( )内は、新卒者数の内数です。