財務省関東財務局が附属小学校で特別授業

2018年1月26日 トピックス

 平成30年1月23日(火)、教育学部附属小学校において、財務省関東財務局から講師をお招きし、特別授業「財政教育プログラム」を実施しました。

 これは主権者教育の一環として行われ、国家財政の現状と仕組みを学ぶことで、児童自身の将来に関わる問題として、税金や国の予算に関心を持ってもらうことを目的としており、山梨県内では初めて行われました。

 授業では、同局総務部財務広報相談室の河野悟志氏が、少子高齢化など現在の社会情勢や財政の仕組みについて身近な話題を取り上げながら分かりやすく説明しました。

 次に、「『日本村』の予算を作ろう」と題したグループワークを行いました。国の縮図として事例とされた「村」の概況のもとで、理想の村の姿を議論した上で、村の予算を歳入・歳出の各区分ごとに話し合いながら編成しました。

 その後、代表して2グループから発表があり、「社会保障の充実や防衛費の削減を行った」「所得税・消費税・法人税等の公平な徴収に苦労した」など様々な意見の中で練られた予算が披露され、児童同士で白熱した意見交換が交わされるなど、有意義な授業となりました。

 ※感染症予防のため、当日は児童全員がマスクを着用しています。