附属幼稚園が2017年度ソニー幼児教育支援プログラムの「優秀園」に入選

2018年1月26日 トピックス

 本学教育学部附属幼稚園が、公益財団法人ソニー教育財団主催「2017年度ソニー幼児教育支援プログラム」の優秀園に選ばれました。

 本財団は、「科学する心」に焦点を絞り、幼児教育・科学教育・教員等への支援活動や、科学やものづくりに関する教室の開講などを展開しており、本プログラム(助成)は、より良い保育実践に取り組んでいる幼稚園・保育所・認定こども園を支援するものです。今年度は全国から過去最大の126件の応募(論文提出)があり、書類審査、現地調査、厳正なる最終審査を経て、入選園が決定されています。

 応募論文は荻原ひろみ副園長著「育ちの物語から『科学する心』を考える―一人一人の育ちを大切にしたかかわりから―」で、制作にあたり加藤繁美園長がサポートしています。

 本論文では、「ゴジラの種」(大玉レタス)を育てようとする年長児やこれに関わる子どもたちについて、3年間の育ちの姿をまとめています。5歳児のクラスの育ちと、一人一人の子どもの育ちを「科学する心」の視点で分析し、園独自の「子どもが主体となる保育」による子どもの成長の道筋を明らかにしたことが高く評価されました。

 荻原副園長は「成長の記録をつなげてみることで、子どもたちの豊かな発想や探究する力の素晴らしさを改めて感じることができました。これからも子どもの声を丁寧に聴くことから『園生活』を創り上げていきたいです」と述べています。

 

2017年度教育助成プログラム 入選発表