杉本州次 日本銀行甲府支店次長が「山梨県の経済的課題」について講義

2016年6月3日 トピックス

 平成28年5月27日(金)、杉本州次 日本銀行甲府支店次長を講師に迎え、本学COC事業「地域志向型共通教育カリキュラム」の一環として、「山梨県の経済的課題」についてご講義いただきました。

 この講義は、全学共通教育科目「消費生活論」(担当:神山久美 教育学部准教授)の中で、外部講師を招き、グループ学習による「地域課題解決型」授業を目指すものです。

 杉本次長は、経済指標・用語や世界・日本経済の動向を分かりやすく解説し、山梨県の産業・県民生活・インフラ・行財政運営等を説明しました。

 その後、学生はグループに分かれて、平成27年12月に県が策定した「ダイナミックやまなし総合計画」における県経済の課題について、現状と背景を探り、活性化策を提言するグループ討議を行いました。各班は様々なアイディアを出し合い悪戦苦闘しながらも、ユニークな提言を発表しました。

 学生からは「講義や資料の内容が分かりやすく、山梨県を見つめ直すよい機会になった」「実際に提言を考えるのは難しかったが、興味を持って取り組めた」「学生など若い力をもっと活用すべきだ」と前向きな感想が多く出され、有意義な講義となりました。