入江寛クリーンエネルギー研究センター教授らの論文が英国王立化学会の学術雑誌に掲載され、表紙にも採用されました

2026年7月30日 トピックス

 入江寛クリーンエネルギー研究センター、ゼロエミッションみらい研究センター教授の研究グループの論文が、英国王立化学会(Royal Society of Chemistry)が発行する学術雑誌「Chemical Communications」に掲載され、表紙(Outside Front Cover)にも採用されました。
 論文の題目は「Near-infrared-driven carbon dioxide reduction at 850 nm using water as electron and proton source over a directly connected silver vanadate and zinc rhodate Zscheme photocatalyst」です。
 本論文では、波長 850nm までの近赤外光を利用して水を電子源に二酸化炭素を還元し、メタンと一酸化炭素、さらには酸素を発生することができる光触媒材料を報告しました。この反応はいわゆる人工光合成であり、太陽光を有効利用して二酸化炭素を燃料に変換できることから、今後、カーボンニュートラル社会実現のための技術のひとつとして大きく寄与することが期待されます。
 入江教授は、「未来のエネルギー技術として人工光合成反応は有望であると考えている。この成果をさらに発展させて、人工光合成技術が実用化できすよう研究を進めていきたい」とコメントしています。