山岳科学公開シンポジウム「消えゆく草原の再生と管理-ネイチャーポジティブの実現に向けて―」開催のお知らせ
この度、本学・筑波大学・信州大学・静岡大学の共同開催で、山岳科学公開シンポジウム「消えゆく草原の再生と管理 -ネイチャーポジティブの実現に向けて-」を下記の通り開催します。
本学では上記の3大学と連携し、山岳科学を学ぶことに特化した「山岳科学特別教育プログラム」を日本で初めて開講し、山岳地域を取り巻く環境問題の解決や山岳生態系の持続的管理などに対応できる人材を育成しています。
わたしたちの暮らしが自然から遠ざかるにつれ、古来人の手によって維持されてきた草原生態系が日本から失われていきました。一方、残された草原や新たに創り出された草原が、生物多様性のホットスポットとして機能していることも明らかとなりつつあります。本シンポジウムでは、人と自然との共生によって維持されてきた二次的自然の価値と管理のあり方、そして失われゆく生物多様性を回復軌道に乗せるための方法について考えます。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
【日 時】令和7年12月14日(日)13:00~17:00(開場12:00)
【会 場】山梨大学甲府キャンパス N-11教室(山梨県甲府市武田4-4-37)
(構内には駐車スペースがございませんので、公共交通機関等をご利用下さい)
【プログラム】
■日本における生物多様性ホットスポットとしての半自然草原
丑丸敦史 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授
■The Older, The Better—歴史の古い草原の多面的価値—
寺嶋悠人 筑波大学大学院生
■ぼくらが乙女高原を守るわけ
植原 彰 氏(乙女高原ファンクラブ代表世話人)
■パネルディスカッション
北原正彦 氏(元山梨県富士山科学研究所副所長)
【 参 加 費 】 無料
【 申込方法 】下記フォームまたはチラシのQRコードよりお申込み下さい。
https://forms.gle/Q1D8aYbdjssb7U4e7
【定 員】100名(先着順、申込が定員に達し次第募集を締め切ります)
【 お問合せ 】〒400-8510 山梨県甲府市武田4-4-37
山梨大学大院総合研究部生命環境学域環境科学系(環境科学)
岩田智也:tiwata@yamanashi.ac.jp


