クリーンエネルギー研究センター長の内田裕之教授が電気化学会学会賞(武井賞)を受賞

2017年3月31日 トピックス

 平成29年3月25日(土)から27日(月)、首都大学東京(東京都八王子市)で開催された第84回電気化学会大会において、クリーンエネルギー研究センター長の内田裕之教授が「平成29年度電気化学会学会賞(武井賞)」を受賞しました。

 受賞テーマは「燃料電池反応の複合解析に基づく高活性・高耐久性電極触媒の研究開発」です。
 燃料電池の電極反応機構と劣化機構を種々の測定法により複合的に解明し、高活性・高耐久性触媒の設計指針の確立に大きく貢献しました。その知見をもとに実用ナノ合金触媒を合成し、低湿度でも有効に機能する触媒層などを開発しました。
 本受賞は、本学での長年にわたる研究成果が認められたものです。

 受賞した内田教授は、「このような栄誉を賜り、大変光栄に存じます。これまでご指導頂いた先生方、共同で研究した多くの方々、ならびに研究をご支援頂いた文部科学省、JST、NEDO等の関係者各位に心より御礼申し上げます」と述べています。