令和6年度優秀教育賞(ベスト・ティーチング・アワード)授与式を挙行

2025年9月16日 トピックス

 令和7年9月4日(木)、甲府キャンパスにおいて、令和6年度優秀教育賞(ベスト・ティーチング・アワード)の授与式を挙行しました。
 本賞は、教育の質の向上を目指す教育実践や新たな教授法開発への取組に関連した活動により、顕著な成果を挙げ、かつ継続して実践している活動を表彰するものです。
 第8回目となる今回は、1件のプロジェクトが選ばれ、工学部附属基礎教育センターの坂野斎助教、中村一彦准教授、入江佑樹助教が受賞しました。
 授与式に引き続き、全学教育FD研修会を開催し、「共創学習支援室・フィロスでの工学基礎教育」と題した受賞記念講演が行われ、82名の教職員が聴講しました(対面30名・オンライン52名)。

受賞内容は以下の通りです。

受 賞 者 :工学部附属基礎教育センター 坂野斎助教、中村一彦准教授、入江佑樹助教
プロジェクト:「共創学習支援室・フィロスでの工学基礎教育」
評価された点: 工学部では10年以上にわたり共創学習支援室・フィロスを運営してきました。フィロスは
       授業日に終日開室しており、飲食も可能な自由な学習空間になっています。教員への質問も
       でき、試験対策や進路準備、心のケアを含め、さまざまな目的の学生が利用しています。昨
       年度は3,000名を超える学生が来室し、関東工学教育協会より業績賞を受賞するなど、対外
       的にも評価されています。
        審査においては、フィロスが学生に自由で安心できる学習環境を提供し、教員のサポート
       も受けられ基礎学力の底上げに大きく貢献してきたことや、学生間のつながりや学習意欲の
       向上、学生サポートセンターとの連携により学生の心身の不調の早期発見・支援にも取り組
       んでいることなどが審査員から高く評価されました。