「社会の中の医療・医学」で長崎知事が講義

　令和5年11月14日（火）、甲府キャンパスにおいて、長崎幸太郎 山梨県知事を全学共通教育科目「社会の中の医療・医学」の授業にお招きし、「社会の中の医療・医学～未来へ進化する『やまなし』への挑戦～」と題してご講義いただきました。
　この授業は、医学科の教養発展科目(必修)にも指定されており、学生が本学の教員のみならず、社会の様々な領域で活躍されている方から講義を受け、医療・医学の多様性や、様々な人々の気持ちを理解し、各自の強みを活かせるキャリアを考えることを目的としています。
　長崎知事は、山梨県の目指すべき姿『県民一人ひとりが豊かさを実感できるやまなし』として、これまで山梨県が取り組んできた人口減少危機対策や富士五湖自然首都圏の創出などについて説明しました。また、新型コロナウイルス感染症への対応や医療人材の育成など、本学との連携の重要性について強調され、参加した学生に対し、「山梨県は皆さんの新しい取り組みや挑戦を心から歓迎し、バックアップしていく。様々なことに関心を持ち、様々な挑戦を大いにやっていただきたい」と激励の言葉を贈りました。
　参加者からは、山梨県の大規模災害時の対策や、富士五湖自然首都圏の創出などについて多くの質問が上がり、熱心に聞き入る姿がみられました。