「やまなしＨＦＣ研究会」設立総会を開催

　令和5年10月４日（水）、山梨県庁防災新館において、「やまなしＨＦＣ（Hydrogen Fuel Cell：水素・燃料電池）研究会」設立総会が開催されました。
　この研究会は、平成28年度から本学が開講している「水素・燃料電池関連産業技術人材養成講座（山梨県委託事業）」の修了生や本学の講師陣による、情報交換や親睦融和を通じ、会員の水素・燃料電池分野に関する知識や技術習得の更なる向上に資する取り組みを継続的に行うため、修了生代表（発起人）の呼びかけのもと、発足したものです。
　設立総会では、修了生在籍企業である日邦プレシジョン株式会社、株式会社エノモトによる「水素・燃料電池の技術開発に係る取り組み」や、山梨県企業局による特別講演「カーボンニュートラル社会の実現に向けた『やまなしモデル』P2G事業への取り組み」などが紹介されました。
　また、市川満本学理事（産学官連携担当）が、「本学の研究力向上と社会実装は両輪となる取り組みであり、本研究会の設立が山梨から世界に向けた水素・燃料電池の社会実装に繋がることを祈念している」と挨拶しました。
　総会の終了後には、会員による交流会が開かれ、課題解決に向けた企業間連携など、活発な意見交換が行われました。