修士課程工学専攻土木環境工学コース2年の岡田健杜さんが令和3年度土木学会全国大会第76回年次学術講演会で優秀講演者を受賞

2021年12月10日 トピックス

 令和3年9月6日(月)~10日(金)、オンラインで開催された令和3年度土木学会全国大会第76回年次学術講演会において、大学院修士課程工学専攻土木環境工学コース2年の岡田健杜さん(指導教員:後藤聡 土木環境工学科准教授)が優秀講演者を受賞しました。
 同賞は、研究発表を行った研究者や学生の中から、研究成果をわかりやすく豊かな表現方法で発表した者に贈られるものです。
 岡田さんの講演タイトルは、「北海道胆振東部地震において厚真町東和地区に分布する降下火砕堆積物の物理的性質」です。
 本発表では、2018年北海道胆振東部地震によって群発した火山灰(テフラ)層をすべり面とする斜面崩壊(以下、テフラ層すべり)に着目し、テフラ層すべり発生の仕組みを解明することを目的に、テフラ層すべりの素因とされているテフラ層の土質力学的な検討を報告しました。
 岡田さんは「この度は私の研究成果を優秀講演者として選出していただき、大変光栄に存じます。研究室では、火山灰が起因層となる斜面崩壊に着目し、日々研究に励んでおります。日頃よりご指導頂いた後藤聡准教授をはじめ、実験に携わってくださった地盤工学研究室各位に深く感謝いたします。今後とも多くの方々にお力添えを頂きながら、研究に邁進してまいります」とコメントしています。

※令和3年度土木学会全国大会第76回年次学術講演会 HP 
※令和3年度土木学会全国大会第76回年次学術講演会 優秀発表者賞 受賞者リスト