博士課程工学専攻環境社会システム学コース1年のアンガ サディヤナ マデさんが国際会議WET2021-Onlineで優秀発表賞を受賞

2021年10月12日 トピックス

 令和3年8月11日(水)~12日(木)、オンラインで開催された国際会議「Water and Environment Technology Conference Online 2021(WET2021-Online)」において、博士課程工学専攻環境社会システム学コース流域環境科学分野1年のアンガ サディヤナ マデさん(指導教員:原本英司 国際流域環境研究センター教授)が優秀発表賞を受賞しました。
 同賞は、研究奨励に値する優れた発表に対して贈られるもので、今年は133名の発表者の中から17名が受賞しました。
 アンガさんの受賞題目は「Performance evaluation of virus concentration methods for SARS-CoV-2 recovery in wastewater(下水中の新型コロナウイルス濃縮法の効率評価)」です。   
 本発表では、現在世界的な問題となっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対し、下水中の新型コロナウイルスを定期的にモニタリングすることで地域におけるCOVID-19の流行状況を把握する「下水疫学調査」の社会実装に向けて、下水中の新型コロナウイルス検出法の高度化を試みた結果を報告しました。
 受賞したアンガさんは、「このような賞をいただき、大変うれしく思っております。オンラインでの開催でしたが、WET2021に参加できたことはとても素晴らしい経験でした。ご指導いただいた原本教授をはじめ、研究室の皆さんには心から感謝いたします。わたしは、努力は才能に勝ると信じています。良い研究者になるために、これからも努力していきます」とコメントしています。

日本水環境学会HP内「国際会議WET2021 WET2021-Online」受賞者リスト