工学部で科研費WEEK！を開催

　令和3年7月29日（木）・30（金）、8月3日（火）に、甲府キャンパス情報メディア館にて、「科研費WEEK！」を開催しました。
　同イベントは、日本学術振興会科学研究費助成事業（科研費）の公募開始に合わせて、本学工学部で科研費採択率の向上を目的として教員向けに開催しており、今年で３回目となります。
　科研費とは、大学等で行われている研究活動に必要な資金を研究者に助成する仕組みの一つで、人文学、社会科学から自然科学までの全ての分野にわたる「学術研究」を対象としており、研究者から応募された研究計画について厳正な審査を経て採択を決定し、研究費を助成するものです。
　イベントでは、科研費採択経験豊富な教員が講師となり、科研費申請書作成のポイントや科研費獲得のための戦略法などを紹介しました。
　1日目は、柳博 応用化学科教授が「審査員の視点から申請書を作成する」、2日目は、小谷信司 メカトロニクス工学科教授が「題目と研究内容、研究費比較」、3日目は、宮武健治 クリーンエネルギー研究センター教授が「科研費に対する私見：審査員、申請者、教育者として」と題し、それぞれ講演しました。
　参加した教員らは、熱心に講演に聴き入り、質疑応答では、活発な意見が交わされるなど、科研費申請への意欲が溢れる有意義なイベントとなりました。
　令和４年度科研費公募は、8月1日から開始しています。科研費に関する詳細は、下記の関連ページをご覧ください。
　・日本学術振興会科学研究費助成事業（科研費）HP