医学部附属病院で「看護師特定行為研修」を開講しています

2021年5月11日 トピックス

 本学医学部附属病院は山梨県の支援を受け、令和2年8月25日付けで厚生労働大臣より山梨県内第一号の「看護師特定行為研修指定研修機関」の認可を受け、令和3年4月から本院に所属する看護師1名が研修を受講しています。
 特定行為研修制度は、医師・歯科医師の働き方改革及び業務負担の軽減のためのタスク・シフティング(医療行為の委譲)を目的に、医師・歯科医師によりあらかじめ作成された手順書の指示に従い、彼らの判断を待たず一定の診療の補助を行える看護師を養成する制度です。
 研修は1年間で、eラーニングを中心とした講義や演習の後、筆記・実技試験を経て臨地実習を行うこととしており、本院では大学に所属する教員・医師が研修に携わることで、看護師の養成に加えて組織全体への知見のフィードバックを図っています。
 本院では、今後とも県内第一号・唯一の指定機関として研修を進め、県内医療の更なる資質向上を目指してまいります。