藤井一郎 工学部応用化学科助教がアメリカセラミックス協会電子材料部門でEdward C. Henry Awardを受賞

2020年12月2日 トピックス

 令和2年10月5日(月)、工学部応用化学科の藤井一郎 助教らの研究グループがアメリカセラミックス協会電子材料部門において、Edward C. Henry Awardを受賞しました。
 同賞は2019年に同協会の論文誌「Journal of the American Ceramic Society」または「Bulletin」に掲載された電子セラミックスに関する論文の中から、電子材料部門において最も優れた論文に贈られるものです。
 受賞した論文タイトルは「Fabrication of 0.24Pb(In1/2Nb1/2)O3-0.42Pb(Mg1/3Nb2/3)O3-0.34PbTiO3 transparent ceramics by conventional sintering technique」で、電気特性の熱安定性に優れた強誘電体セラミックスの透明化について報告しました。本研究成果の高速光通信や光デバイスなどへの応用が期待されます。
 論文筆頭著者の藤井助教は、「大変光栄に思います。本研究に協力いただいた皆様に感謝申し上げます。今後も電子セラミックスの研究に邁進いたします」とコメントしています。

アメリカセラミックス協会HP
論文HP