やまなし幼児教育センター開所式を挙行

　令和2年10月1日（木）、甲府キャンパスにおいて、やまなし幼児教育センター開所式を挙行しました。
　このセンターは、山梨県教育委員会が本学や山梨県立大学等の諸機関と連携し、社会の変化や幼児教育の現状・課題等を明らかにし、県内の幼児教育の一層の充実と振興を図るため、本学甲府キャンパスJ号館1階に設置されました。
　開所式では、長崎幸太郎県知事が「山梨大学をはじめ関係各所の協力を経て、全国初となる大学内へのセンター設置ができた。子ども達の好奇心や感性を育む幼児教育の取り組みを推進していきたい」との挨拶がありました。次いで、島田眞路学長が「このセンターが山梨県の幼児教育の発展に貢献し、子どもたちの確かな成長の一助となることを心より期待している」と述べました。その後、長崎県知事、島田学長及び清水一彦県立大学長による、やまなし幼児教育センターの看板上掲を行いました。
　今後、本センターは山梨県における幼児教育推進の拠点として、幼児教育アドバイザーの派遣や幼稚園・小学校教諭等を対象とした研修会の開催などによる「質の高い幼児教育の推進」、小学校に入学する際に円滑に学校生活を進められるよう発達や学びをつなぐ「幼保小連携」、「幼児教育の調査・研究」を行い、本学及び一般社団法人大学アライアンスやまなしは、これまで以上に本県の教育に貢献できるよう取り組みを進める予定です。