医学部附属病院で体外式膜型人工肺ECMOを使用した講習会を実施

2020年10月7日 トピックス

 令和2年10月3日(土)、医学部附属病院にて新型コロナウイルス感染症の重症患者治療に用いられる体外式膜型人工肺ECMOを使用した講習会を実施しました。本講習会は、「厚生労働省ECMO チーム等養成研修事業」として、本院とECMO治療を提供する有志組織である「日本COVID-19対策ECMOnet」が協力することにより実現したもので、山梨県内では初の開催となりました。
 本講習会には本院及び山梨県立中央病院において集中治療に携わる医師・看護師及び臨床工学技士の計16名が参加し、血液を体外に循環させ、人工的に酸素と二酸化炭素のガス交換を行う装置であるECMOを使用したグループワーク実習を行って、機器使用の手順等を確認しました。
 本院では今後も引き続き新型コロナウイルス感染症診療に全力を注いでまいります。