クラウドファンディングによる研究資金の募集開始―日本のモモせん孔細菌病の被害を安全に最小限にくいとめたい―

2020年6月4日 トピックス

 本学工学部メカトロニクス工学科の小谷信司教授が、山梨県の名産品であるモモの病害「せん孔細菌病」の防除のための研究プロジェクトを立ち上げました。
 モモせん孔細菌病の防除には、農薬の散布だけでなく実際に被害状況を目視で確認して感染した枝や葉、果実を切除したり摘果したりすることが必要となりますが、農家の高齢化が進み、被害を確認するための高所作業での事故が増えています。
 そこで、安全に被害状況を確認するため、高解像度ビデオカメラを搭載したドローンを活用し、小谷教授が専門とする画像処理技術と組み合わせ、効率的に防除する方法の研究を始めました。
 今回、研究活動費をクラウドファンディングサービス「READYFOR」により募っています。
 皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

【募集期間】令和2年6月30日(火)まで
【目標金額】100万円
【使用目的】ご支援いただいた寄附は、ドローンの購入資金に充てさせていただきます。
【事業掲載サイト】https://readyfor.jp/projects/univ-yamanashi-peach
※山梨大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。詳細は上記のクラウドファンディング紹介ページをご覧ください。
【問合せ先】
プロジェクトに関すること
 山梨大学工学部メカトロニクス工学科 小谷信司
 TEL:055-220-8469 E-mail:kotani@yamanashi.ac.jp
クラウドファンディングに関すること
 山梨大学財務管理部財務管理課
 TEL:055-220-8385