地域防災・マネジメント研究センターが事業成果・計画を発表

2019年6月4日 トピックス

 令和元年5月29日(水)、甲府キャンパスにおいて、地域防災・マネジメント研究センターが平成30年度事業成果と令和元年度事業計画の発表会を開催しました。
 当センターは防災減災・維持管理・都市環境の各部門において、山梨県や国土交通省、県内防災関係機関との連携事業及び他大学・研究機関やNPO、民間企業等と共同で研究開発に取り組んでいます。
 発表会では開会挨拶として、鈴木猛康同センター長に続き、安谷覚 国土交通省甲府河川国道事務所長・相原光男 県防災局主幹・山本修 県県土整備部道路管理課長より、連携事業の推進に期待を寄せる挨拶を頂きました。
 その後、鈴木センター長・後藤聡 准教授・武藤慎一 准教授・吉田純司 准教授が、水害に強いまちづくり、国際観光地の防災まちづくり、早川流域における表層崩壊(地すべり)による土砂流出モデルの開発、中部横断自動車道開通による整備効果分析、社会基盤施設の健全度評価技術の実用化など、幅広い分野における連携事業の成果や進捗状況を発表し、県防災局からは、本学や市町村と連携した防災リーダー養成講座や地区防災計画策定支援事業の取組が紹介されました。
 また、センターの最新研究として、宮本崇 助教が人工衛星撮影画像からの地震被害把握のための人工知能技術の開発、吉田純教授が道路の日常点検の効率化を図る計測システムの開発についてそれぞれ説明しました。

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