298名が参加する「山梨大学客員社会連携コーディネータ研修」を開催

2019年2月26日 トピックス

 2019年2月15日(金)、甲府キャンパスにおいて、山梨大学客員社会連携コーディネータ研修を開催しました。

 本学では、2006年度に客員社会連携コーディネータ制度を創設し、包括的連携協定を結んでいる自治体や金融機関等の職員にコーディネータを委嘱しています。この制度は、コーディネータが取引先企業などからニーズを引き出し、本学の研究成果とマッチングさせることで共同研究などを成立させるとともに、社会連携活動の推進に携わる人材の育成を図ることで、さらなる地域の活性化に貢献することを目的としています。

 研修では、早川正幸 理事・副学長による開会挨拶の後、本学の社会連携活動として、飯山明裕 燃料電池・ナノ材料研究センター長が水素・燃料電池関連産業の流れと近未来について、岡 嘉弘 水素・燃料電池技術支援室准教授が同産業集積のための技術開発支援及び人材育成活動について、田中 敦 生命環境学部教授が観光をテーマにした課題解決型学習PBLについて、田村敦史 融合研究臨床応用推進センター教授が医療機器設計開発支援活動と人材養成講座についてそれぞれ報告しました。

 また、還田 隆 社会連携・知財管理副センター長及び内藤久俊 地域連携コーディネータがコーディネータ業務・事例を説明した後、2018年度に顕著な業績を客員コーディネータが活動発表を行いました。

 研修後には委嘱式及び表彰式を挙行し、2019年度のコーディネータを13機関298名に委嘱するとともに、活動発表者を含む客員コーディネータ3名を表彰しました。