平成30年度「燃料電池関連製品開発人材養成講座」及び「医療機器設計開発人材養成講座」合同開講式を挙行
2018年4月27日 トピックス
平成30年4月14日(土)、甲府キャンパスにおいて、平成30年度「燃料電池関連製品開発」及び「医療機器設計開発」人材養成講座の合同開講式を挙行しました。
本学と山梨県では、両分野への県内企業の参入促進を目的に、本学が持つノウハウを活用して設計開発技術者を養成する講座を開講しています(今年度受講者は、燃料電池分野が11名、医療機器分野が16名)。
岩﨑 甫 副学長による開会挨拶の後、早川正幸 学術研究担当理事・副学長と佐野 宏 県産業労働部長が挨拶し、県内産業界における両分野の更なる発展に期待を寄せました。
また記念講演として、板倉康洋 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構理事(前 文部科学省大臣官房審議官(研究振興局担当))より「我が国の基礎科学力の現状と対応」と題しご講演をいただきました。板倉理事は、基礎科学力の現状として「研究費・研究時間の減少」「若手研究者の雇用・研究環境の悪化」「研究拠点群の劣化」を挙げ、基礎研究に重点を置いた科学研究費改革や、優秀な若手研究者への支援制度の拡充等が必要であると述べました。