本学・甲府市・ミズノ・ボーネルンド・エーティーエルシステムズによる「子どもの運動習慣データを基盤としたスマート運動教育モデル事業」実証実施に関する共同記者会見を開催

2017年10月18日 トピックス

 平成29年10月13日(金)、甲府市役所において、本学・甲府市・ミズノ株式会社・株式会社ボーネルンド・株式会社エーティーエルシステムズによる「子どもの運動習慣データを基盤としたスマート運動教育モデル事業」実証実施に関する記者会見を開催しました。

 本事業は、総務省平成28年度補正予算「IoTサービス創出支援事業」の採択を受け、上記団体・企業の産学官連携により、「子どもの体力・運動能力の測定・分析・提供モデル」を全国で初めて実証します。

 具体的には、子どもの運動能力データや関係ビッグテータを活用したスマート運動教育モデルを実証することで、①運動能力の測定・分析・提供システムを構築し、運動効果の見える化と運動能力測定の習慣化を図る、②プレイリーダーの育成システムを構築し、運動効果向上の明確化と導入環境の整備を図る、③運動習慣促進プログラムを構築し、運動習慣等のデータ活用の必要性の認識を高めることなどを目指します。

 本学では、データの設定・分析を行い、運動能力の測定手法と発達発育状況の分析方法の確立などを通じて本事業に参画します。

 記者会見では中村和彦 本学教育学部長が「子どもの運動能力低下が進む中で、遊びの運動効果を数値化して分析し、子どもの運動特性を追求したい」と述べ、樋口雄一甲府市長も「子どもたちの心身共に健やかな成長のために、事業成果を市の教育施策にも活かしたい」と決意を語りました。