竹谷晃一 工学部助教が(公財)マツダ財団「マツダ研究助成」助成対象者に決定

2017年10月18日 トピックス

 竹谷晃一 工学部助教が、公益財団法人マツダ財団「第33回(2017年度)マツダ研究助成-科学技術振興関係-」の助成対象者に決定しました。

 同財団は、科学技術の振興や青少年健全育成への助成などを行う目的で、1984年に自動車メーカー「マツダ株式会社」が設立した財団で、これまで2,124件・16億8,009万円の助成実績を誇り、幅広く社会貢献活動を行っています。

 平成29年10月13日(金)、甲府キャンパスにおいて贈呈式を挙行し、魚谷滋己 同財団常務理事・事務局長より竹谷助教に贈呈書が授与されました。

【研究題目】「橋梁支承部付近の回転振動特性に着目した減衰特性および健全度評価方法の提案」
【研究概要】社会インフラ構造物の適切な維持管理を行う上で、構造物の健全度を把握する指標として減衰振動特性は重要であり、その効率的手段として複数台の振動センサを用いた構造物の動的挙動を計測・分析する常時モニタリングが注目されている。本研究は、多くの橋梁構造物で安全かつ容易にアクセス可能な支承部付近に発生する回転方向の挙動に着目し、回転振動データの分析とエネルギー的観点から機械学習を利用したアプローチによって減衰特性を把握し、その結果から橋梁の健全度を評価する手法を提案する。

 マツダ財団助成実績