第1回「高大接続」を考えるYAMANASHI-シンポジウム「どうなる?2020年の大学入試」を開催

2017年10月18日 トピックス

 平成29年10月1日(日)、甲府キャンパスにおいて、アドミッションセンター主催『第1回「高大接続」を考えるYAMANASHI-シンポジウム「どうなる?2020年の大学入試」』を開催し、本学教職員や県内の中学校・高等学校の教員、保護者などが参加しました。

 このシンポジウムは、近年進む高大接続システム改革(高校教育・大学教育・入学者選抜)や、並行して変わる学習指導要領への対応として、地域と大学の相互の情報共有や情報交換の場として企画されました。

 今回、第1回目のシンポジウムでは、日永龍彦同センター長が「高大接続改革とは?」と題し、高大接続改革が提唱される社会的な背景や、高大接続改革を必要とする大学教育の事情を説明しました。

 次に、藤 修 同センター准教授が「どうなる?2020年の大学入試」と題し講演を行いました。文部科学省・高大接続システム改革会議「最終報告」を基に、「学力の3要素」「アドミッションポリシー」「多面的、総合的な評価」をキーワードに、入試の変更点、選抜方法の具体的な例、これからの教育に求められるものなどを解説しました。

 参加者からは、「多面的、総合的な評価」の具体的な方法や英語に関する外部検定試験への対応、教育現場への影響など数多くの意見や質問が出され、熱気を帯びたシンポジウムとなりました。