全国で初めて学生たちが「思春期ピアカウンセラー養成講座」を主催しました

2017年4月13日 トピックス

 平成29年3月27日(月)~30日(木)、医学部キャンパスにおいて、国際医学生連盟山梨支部(IFMSA-Yamanashi)に設置されたSCORA(Standing Committee On Reproductive health including AIDS:性と生殖、AIDSに関する委員会)主催「思春期ピアカウンセラー養成講座」を開催しました。(協力:本学医学部社会医学講座、後援:本学医学部同窓会)

 これは、日本ピアカウンセリング・ピアエデュケーション研究会が実施している養成講座を全国で初めて学生が中心となって主催したもので、助産師や養護教諭などを目指す本学医学部看護学科や山梨県立大学看護学部の学生が多数受講しました。

 講座では、髙村寿子 自治医科大学名誉教授による講義が行われ、参加学生はグループ別に性の健康教育のプログラムを作成・発表しました。また、県内でのピア活動の実践展開に向けてグループディスカッションを行い、「気持ちに寄り添うピア活動を実践していきたい」など活発な意見交換が行われました。

 終了後「自分と見つめ合うことができ、新しい自分を発見できた」「ピアは知識を伝えるだけではなく、『心』に投げかけることのできる素敵なものだと実感できた」「4日間学んだことを実習や将来の仕事でも活かしていきたい」などの感想が多く出され、大変有意義な講座となりました。受講した学生の今後の活躍が期待されます。