国際シンポジウム「University of Yamanashi International Symposium(UYIS2016)」を開催しました。

2016年12月8日 トピックス

 山梨大学は、文部科学省平成24年度科学技術人材育成費補助金「テニュアトラック普及定着事業」が採択され、テニュアトラック制度による人材育成システムの全学的な普及・定着を加速させています。

 その一環として、平成28年11月22日(火)、本学甲府キャンパス情報メディア館において「University of Yamanashi International Symposium(UYIS2016)」を開催しました。

 今年度は2部構成で開催し、午前の第1部では、テニュアトラック普及定着のための講演会を行いました。まず、文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課の高橋耕輔氏から「科学技術イノベーション人材の育成・確保」と題して来賓挨拶がありました。招待講演では、科学技術振興機構(JST)榎 敏明プログラム主管から「テニュアトラック制度と若手研究者の育成」、信州大学の武田三男理事・副学長から「信州大学における若手人材採用育成に関する取組みと課題」と題しご講演いただきました。テニュアトラック制度の在り方について現状を知るとともに、今後の本学での取組課題を明確にすることができました。

 午後の第2部では研究成果として、兵庫県立大学の山口明啓准教授、國立成功大學のShoou-Jinn Chang教授、山梨大学先端領域若手研究リーダー育成拠点の現テニュアトラック教員と元テニュアトラック教員が講演したほか、現テニュアトラック教員のポスター発表を行いました。多くの方にご参加いただき、活発な意見交換が行われ、大変有意義なシンポジウムとなりました。