富士急ハイランド遊園地本部長の南 貴弘氏をゲストに講義「観光学入門」を行いました。

2016年12月8日 トピックス

 共通教育科目「観光学入門」(担当教員:生命環境学域 田中 敦 教授)では、旅の楽しさを演出し提供する「観光ホスピタリティ産業」や観光客を受け入れる「地域」の視点から、観光学や観光産業論、観光地経営について学んでいます。
 平成28年4月、生命環境学部 地域社会システム学科 観光政策科学特別コースの新設にあわせ、今期初めて開講しました。

 この授業の一環として、平成28年11月30日(水)、株式会社富士急ハイランド遊園地本部長の南 貴弘氏をゲストに迎え、富士急ハイランドの歴史やビジネスモデル、強みや今後の課題についてレクチャーいただきました。

 富士急ハイランドは山梨県最大のテーマパークであり、ギネスにも認定される絶叫系アトラクションが有名です。
 南氏は、個性豊かなアトラクション企画やインパクトの強烈なCM、PR戦略を振り返りながら、ほかにはない富士急ハイランドらしさを追求した事業運営について豊富なビジュアル資料を用いて講義しました。

 その後、富士急ハイランドから課題として挙げられた(1)閑散期対策、(2)外国人観光客を惹きつける施策、(3)大学生を対象としたイベント企画をテーマにグループワークで討議し、南氏に直接プレゼンテーションを行いました。
 ターゲットに合わせた学生ならではのアイデアは、南氏に「すぐにでも実施を検討したい」と評される魅力的なものもあり、現場の第一線で活躍するプロフェッショナルの仕事に触れることができる良い機会となりました。