修士課程1年の畠山朔弥さんが日本セラミックス協会「第31回秋季シンポジウム」で優秀発表賞を受賞

2018年9月21日 トピックス

 平成30年9月5日(水)~7日(金)、名古屋工業大学(愛知県名古屋市)で開催された(公財)日本セラミックス協会「第31回秋季シンポジウム」にて、大学院修士課程1年工学専攻応用化学コースの畠山朔弥さん(指導教員:和田智志 工学部教授)が、発表セッション「ナノクリスタルが拓く新しいセラミックス技術」で優秀発表賞を受賞しました。

 本賞は、優秀な研究発表を行った学生に授与され、その功績を称えるものです。

 受賞対象となった研究題目は「チタン酸バリウムナノキューブ高分散液の調製及び集積化」で、高い静電容量を持つ小型複合材料の作製のため、立方体形状に形態制御したナノサイズの単結晶(ナノキューブ)を分散させた高分散液の調製及びナノキューブ集積方法について検討しました。今後、更なる集積条件についての最適化を行っていくことで、キャパシタ材料としての応用が可能になります。

 受賞した畠山さんは「優秀発表賞を受賞でき、大変光栄に思います。ご指導いただいた和田教授、上野慎太郎准教授、藤井一郎助教をはじめ、本研究に御協力いただいた関係者の方々に深く御礼申し上げます。今後もこの賞を励みに研究活動に邁進します」と述べています。

 (公財)日本セラミックス協会「第31回秋季シンポジウム」HP