修士課程1年の長川航生さんが電気学会「第23回知能メカトロニクスワークショップ」で優秀講演賞を受賞

2018年9月21日 トピックス

 平成30年9月2日(日)~4日(火)、沖縄工業高等専門学校(沖縄県名護市)で開催された(一社)電気学会主催「第23回知能メカトロニクスワークショップ」において、大学院修士課程工学専攻メカトロニクス工学コース 1年の長川航生さん(指導教員:小谷信司 工学部教授)が「優秀講演賞」を受賞しました。

 この賞は、同ワークショップにおいて行われた講演の中から、研究の発展性・明瞭性・信頼性・実用性・新規性を審査し、特に優秀な講演を行った若手研究者を表彰するものです。

 長川さんの受賞題目は「X線画像解析によるマスタースレーブ型モモシンクイガ被害果検出システムの研究開発」です。モモシンクイガは、桃などの果実内部に侵入し食害を引き起こす害虫で、出荷の際に目視による被害果実の選別作業が行われています。本研究では、X線透過装置により、2つの桃の内部を同時に撮影することで、果実を傷つけることなく被害を検出するとともに、検査時間を短縮することを可能にしました。

 受賞した長川さんは「このような賞をいただき大変光栄に思います。ご指導いただきました小谷教授、渡邉寛望 工学部助教をはじめ、ご協力いただいた関係者の方々に深く感謝致します。今後もこの賞を励みにより一層精進します」と述べています。

 第23回知能メカトロニクスワークショップHP