COCシンポジウム「地域住民・行政と学生の協働~地域の活性化への活用~」を開催

2018年9月27日 トピックス

 平成30年9月20日(木)、山梨県立図書館において、COCシンポジウム「地域住民・行政と学生の協働~地域の活性化への活用~」を開催し、自治体・企業団体関係者や本学教職員等約80名が参加しました。

 本学では、平成26年度文部科学省「知(地)の拠点整備事業(大学COC事業)」に採択され、「山梨ブランドの食と美しい里づくりに向けた実践的人材の育成」事業を推進しています。本事業の1つとして、地域志向型教育により学生自らが自発的に学修し、地域の課題を発見し解決する能力を身につける「地域課題解決科目」を開講しています。シンポジウムでは、この科目の実施を通じて、地域の抱える課題を大学と協働で解決する方策を探り、その成果を地域の活性化に活用いただくため、これまでの活動例などを紹介し、継続的な活動のあり方、問題点を共有いただきました。

 シンポジウムは、島田眞路学長による開会挨拶の後、郷 健太郎 地域未来創造センターCOC部門長が本事業の概要や取組を紹介し、林 靖人 信州大学産学官連携・地域総合戦略推進本部長に、同大の地域志向型教育と地域連携についてご講演いただきました。

 また、本事業の科目を受講する学生の代表3名が「アグリツーリズムの実践」「ICTの産業活用」「ツーリズムによる産業活性化・地域活性化」をテーマに活動を発表しました。

 その後、パネルディスカッションとして、まちづくりを担う地域リーダー、行政担当者・本学の受講学生が、大学や学生がまちづくりに関わることの効果や課題について、それぞれの立場から活発な議論が展開されました。