山梨大学SDGs 持続可能な未来のために!

水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業

水素・燃料電池ナノ材料研究センター
特任教授 浦田 隆行
07-エネルギーをみんなに。そしてクリーンに09-産業と技術革新の基盤を作ろう11-住み続けられるまちづくりを12-つくる責任、つかう責任13-気候変動に具体的な対策を
キーワード:燃料電池、水素、高効率、高耐久、高出力

電池自動車の本格普及にむけて高効率・高出力・高耐久を実現する燃料電池を実用化するために、新たな電極触媒・高分子電解質、および触媒層の研究開発を進めて、機能発現や劣化メカニズムを解明します。

 

 

【研究開発の概要】
 地球温暖化の防止に向けて、カーボンニュートラルの実現が世界的な課題となる中、水素エネルギーがその鍵として注目されています。日本では、平成29年に世界初となる「水素基本戦略」が策定され、以来、国際的なリーダーシップを発揮してきました。山梨大学では、水素の本格的な普及に向けて、水素を「つくる」(水電解)と水素を「つかう」(燃料電池)を実現する「触媒材料」「電解質材料」「GDL・MPL」「ES塗工」等の研究に加え、更に研究を加速する「自動実験」についても取り組んでいます。
 これらの取り組みにより、SDGs目標「目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう」「目標11:住み続けられるまちづくりを」「目標12:つくる責任 つかう責任」「目標13:気候変動に具体的な対策を」の達成に向け推進しています。

山梨大学は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。 やまなしSDGsプレジェクトの推進パートナートしてともに進めています