文部科学省「大学の世界展開力強化事業~グローバル・サウスの国々との大学間交流形成支援~」に採択

2025年10月2日 トピックス

 この度、文部科学省が実施する令和7年度大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業~グローバル・サウスの国々との大学間交流形成支援~」に、本学が北里大学と連携して提案する「サブサハラ諸国のSWGs実現を牽引する共創デザイナー育成プログラム」が採択されました。
 本事業は、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の受入を行う国際教育連携の取組を支援することを目的とし、2011(平成23)年度から開始されているものです。
 令和7年度は「グローバル・サウスの国々との大学間交流形成支援」として、グローバル・サウスの国々の大学との間で、質の保証を伴った交流プログラムを実施する事業に係る公募が行われました。
 本学のプログラムでは、海外相手国大学であるガーナ大学、本学そして北里大学との間でこれまでに築かれた国際共同研究の実績を基盤とし、本学が実施している環境研究と国際人材育成(国費外国人留学生優先配置プログラムなど)および北里大学の感染症・公衆衛生分野での強み・実績を活用して、ガーナおよびサブサハラ諸国のSWGsのデザイン・実現を担う「共創デザイナー」育成のための実践的かつ体系的な教育・研究プログラムを構築します。本プログラムを通じて、専門力・共創力・実装力を兼ね備えた人材を育成し、国際交流学生数の拡大を図るとともに、開発した教育手法・コンテンツの学内外への普及を促進するとともに、中長期的にはサブサハラ諸国全体への国際教育交流ネットワークの展開を目指します。

※SWGs(Sustainable Well-being Goals):SDGsに続く次世代の国際的な指標・目標の一つとして注目が集まっている。

日本学術振興会「大学の世界展開力強化事業」HP

【プログラムの概念図】(画像をクリックすると拡大されます)