宮武健治教授らの論文が英国王立化学会学術雑誌に掲載され、表紙にも採用されました

　宮武健治クリーンエネルギー研究センター、水素・燃料電池ナノ材料研究センター教授の論文が、英国王立化学会（Royal Society of Chemistry）が発行する学術雑誌「Chemical Communications」に掲載され、表紙にも採用されました。
　論文の題目は「Boosting the hydrogen evolution reaction catalytic activity of Pt/C via well-designed anion-exchange ionomers」です。
　本研究では、アンモニウム基を含むイオン導電性高分子に環状構造などを組み込むことにより、白金触媒上で起こる水素発生反応を活性化する効果を見出しました。
　宮武教授は、「今回の成果をさらに発展させて、電気化学反応による水素発生の高効率化を目指したい」とコメントしています。