企業参入促進に向けて「燃料電池関連製品開発人材養成講座」を開講

2016年8月8日 トピックス

 平成28年7月29日(木)、「平成28年度 燃料電池関連製品開発人材養成講座」を開講しました。

 県・(公財)やまなし産業支援機構・本学は、平成27年3月31日に「燃料電池関連産業の集積に向けた取組み」に関する基本協定を締結しており、この講座は本学の研究実績・成果・知見等を踏まえ、県内産業界の社会人技術者等を対象に、燃料電池設計開発に必要な知識・技術を修得し、本分野への参入促進を図る目的で設けられました。

 初年度の今回は27名の受講生を迎え、平成29年2月まで全60コマ(90時間)、本学教員や多彩な企業・団体講師による基礎講義から製品作りまで充実した講座が行われます。

 開講式では、飯山明裕 燃料電池ナノ材料研究センター長による開会挨拶の後、島田眞路学長や平井敏男 山梨県産業労働部長より受講者へ激励の挨拶がありました。また、受講者を代表して山形隆裕さん(株式会社メイコー)より決意表明がありました。

 式終了後は、岡 嘉弘 水素・燃料電池技術支援室特任准教授によるオリエンテーションや、本講座第1回目として飯山センター長による概論講義があり、受講者はメモを取るなど熱心に聞いていました。