令和7年度「水素・燃料電池産業技術人材養成講座」及び「医療機器産業技術人材養成講座」事業化コース合同開講式を挙行

2025年6月16日 トピックス

 令和7年6月10日(火)、甲府キャンパス工業会館において、令和7年度「水素・燃料電池産業技術人材養成講座」及び「医療機器産業技術人材養成講座」事業化コースの合同開講式を挙行しました。
 式では、中村和彦学長が「これまでの技術や知識に加えて、企画提案や経営の視点を持ったビジネスリーダーとして、新たな価値の創出に貢献していただけることと期待している」と、小林洋一山梨県産業政策部理事が「今年度は、昨年度の修了生のアンケート結果を踏まえ、より一層充実させた講義になっていると伺っている。市場獲得のノウハウを身に付けていただき、各企業における中核人材として活躍されることを期待している」とそれぞれ挨拶し、県内産業界における両分野の更なる発展に期待を寄せ、受講生を激励しました。引き続き、担当教員である福島彰一郎東京大学協創プラットフォーム開発株式会社アドバイザー、岡嘉弘本学客員教授、三澤裕融合研究臨床応用推進センター特任教授から各講座の昨年度の報告と今年度の講義概要の紹介があり、最後に、岩﨑甫副学長が閉会の挨拶を述べました。
 なお、両講座事業化コースは下記のとおり開講し、修了生には修了証が交付されます。

水素・燃料電池産業技術人材養成講座事業化コース
 開催期間:令和7年6月20日(金)~(15コマ、23時間)
 場    所:山梨大学 水素・燃料電池ナノ材料研究センター ほか
 内      容:大手企業における新技術の取り組み、市場調査の進め方、技術マーケティング 
        戦略、提案書作成、提案書ブラッシュアップ、成果発表など

 ■医療機器産業技術人材養成講座事業化コース
 開催期間:令和7年7月2日(水)~(12コマ、20時間)
 場      所:山梨大学 融合研究臨床応用推進センター ほか
 内      容:経営戦略、医療機器製造に関する要素技術、事業化のポイント、 企業ライン
                見学、県の産業振興策・支援制度、 院内見学・展示会での情報収集など