「山梨大学客員社会連携コーディネータ研修」を実施

2024年2月16日 トピックス

 令和6年2月9日(金)、甲府キャンパスにおいて、コロナ禍を経て4年ぶりに山梨大学客員社会連携コーディネータ研修を対面で実施しました。
 本学では、平成18年度に客員社会連携コーディネータ制度を創設し、包括的連携協定を結んでいる自治体や金融機関等の職員にコーディネータを委嘱しています。この制度は、コーディネータが取引先企業などからニーズを引き出し、本学の研究成果とマッチングさせることで共同研究などを成立させるとともに、社会連携活動の推進に携わる人材の育成し、さらなる地域の活性化に貢献することを目的としています。
 研修では、中村和彦学長が「大学の研究力や教育力を活かした社会連携の推進が非常に重要になっている。地域に精通した客員コーディネータの皆様のご支援をいただきたい」と挨拶を述べました。
 その後、本学との連携について以下の講演が行われました。

・当社の産学連携の取組みとコーディネータの皆様に求めるもの
 …株式会社メイキョー 㓛刀茂夫 代表取締役
・客員社会連携コーディネータへのご挨拶
 …小澤賢司 URA社会連携センター長
・客員社会連携コーディネータ制度と皆様へのお願い
 …内藤久俊 URA社会連携センターコーディネータ
・客員社会連携コーディネータの事例について
 …内藤富美晴 地域連携コーディネータ

 研修後、令和5年度に顕著な業績をあげた客員コーディネータ2名に表彰状を贈呈し、受賞者から活動発表が行われました。
 なお、15機関161名の研修受講推薦者のうち、全ての研修を修了された方に対し、令和6年度の客員コーディネータを委嘱する予定です。