附属図書館医学分館「生と死のコーナー」関連イベント 講演会「訪問看護で出会った“生”と“死”」を開催

2023年11月14日 トピックス

 令和5年11月7日(火)、附属図書館医学分館「生と死のコーナー」の関連イベントとして、講演会をハイブリット形式で開催し、地域の医療関係者、医学生、教職員など120名が参加しました。
 今回は、宮崎和加子氏(一般社団法人だんだん会理事長)をお招きし、「訪問看護で出会った“生”と“死”」と題してご講演いただきました。
 講演では、宮崎氏が40年間取り組んできた訪問看護の実践・普及・制度化や認知症の人のグループホームの普及、北杜市に移住後、住み慣れた地域・家で自分らしく暮らし続けるためのサービスが不足していると感じ、立ち上げた事業について紹介しました。また、訪問看護で出会った方が自分らしく生ききった様子をいくつか実例をあげ、それをどう支えるのか、地域に求められるプロの看護介護リハビリ集団づくりについて説明しました。
 参加者からは、「最期まで自分らしく生ききることを実現するための支援の重要性を改めて感じました」等の感想が寄せられ、有意義な講演会となりました。