「第3回日本の酒シンポジウム-楽(らく)酒(しゅ)~焼酎・日本酒・ワイン~ 日本の酒を語る-」を開催

2023年10月4日 トピックス

 令和5年9月30日(土)、本学大学院総合研究部附属ワイン科学研究センターは、鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センター及び新潟大学日本酒学センターと「第3回日本の酒シンポジウム-楽酒~焼酎・日本酒・ワイン~日本酒を語る-」を開催し、本会場(山梨大学)とオンライン参加者を合わせて168名が参加しました。
 3センターは、令和3年9月に日本の酒(日本産酒類)に係わる教育研究活動のさらなる推進を目指し連携協定を締結し、同年より日本の酒シンポジウムを開催してきました。
 今回のシンポジウムは、2部構成で開催し、第1部「日本の酒 各センターの取り組み」では、本学からは鈴木俊二 ワイン科学研究センター長が同センターの概要や教育体制、研究活動について、「日本の酒最先端研究」では、榎真一 同センター助教が「ゲノム情報を活用したブドウ・ワイン研究の新展開」と題して、ブドウ品種「甲州」の遺伝的特徴と栽培省力化・果実高品質化の可能性との関連について発表しました。
 第2部「日本の酒 楽しい飲み方講演」では、焼酎・日本酒・ワイン・ウイスキーの飲み方について、各酒類の専門家による講演の後、テイスティングを実施しました。今回のテイスティングでは、焼酎13銘柄、日本酒22銘柄、ワイン45銘柄、ウイスキー3銘柄が用意され、講演の内容を思い出しながら、日本の酒の飲み比べを楽しみました。
 また、シンポジウム前日の9月29日(金)には、3大学の学生によるポスター発表会と懇親会が行われ、互いの研究成果について意見を交わし合い、交流を深めました。
 3大学は、今後もそれぞれの分野を融合した新たな研究や学生への教育など、連携活動を推進していきます。