修士課程工学専攻電気電子工学コース1年の大川亮さんが国際会議ALPS2023でBest Students Poster Paper Awardを受賞

　令和5年4月18日（火）～21日（金）、パシフィコ横浜で開催された国際会議「The 12th Advanced Lasers and Photon Sources，ALPS2023」において、本学修士課程工学専攻電気電子工学コース1年の大川亮さん（指導教員：宇野和行電気電子工学科准教授）が、The Best Students Poster Paper Awardを受賞しました。
　受賞題目は「Development of longitudinally excited CO₂ laser without He gas」です。産業や医療に使用されているCO₂レーザー（炭酸ガスレーザー）の動作には、通常Heガス（ヘリウムガス）を含む混合ガスが使用されます。しかし、Heガスは貴重なガスであり、近年の世界情勢により入手が困難となっています。
　本研究では、Heガスを用いずに、放電の制御によりCO₂レーザーの高繰り返し動作・高出力動作を実現し、受賞となりました。
　受賞した大川さんは、「今回、国際会議においてThe Best Students Poster Awardという素晴らしい賞をいただき大変うれしく思います。受賞するにあたりご指導いただいた宇野和行准教授や共同研究者の皆様、研究室の皆様に心から感謝申し上げます。今後もこの受賞を励みに、楽しみながら研究活動に邁進してまいります」とコメントしています。