アメリカ・Hawkeye Community Collegeの学生らを招き、日米の次世代農業研修プログラムを実施!

2022年9月22日 トピックス

 令和4年9月14日(水)~9月19日(月)、国立研究開発法人科学技術振興機構「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」※1の一環として、アメリカ・Hawkeye Community College(ホークアイコミュニティーカレッジ)の学生及び教員9名を招き、「日米でつなぐ持続可能な土壌管理と農業形態」をテーマに日米の次世代農業研修プログラムを実施しました。
 一行は、大型機械と化学肥料を用いる効率的なアメリカの農業に対し、狭い農地を効率良く多角的に運営する技術を有する日本の農業を実際に体験するため、本学生命環境学部附属農場でのドローンを活用した農業研修へ参加したほか、山梨県内の各種農場を訪れ、有機農業・農畜や全てコンピュータ制御されたスマート農業での生産現場を見学しました。
 また、本学生命環境学部の学生と日米双方の農業形態や農業が抱える環境リスク・環境政策について意見交換するなど、学生同士の交流も深まる有意義な研修となりました。
 参加した学生は、「This was an amazing opportunity that I am very grateful for! Being able to visit the chicken farm and learn about the green composting was very interesting!」と感想を述べました。※2
 本プログラムの代表者である生命環境学部環科学科の片岡良太准教授は、「この研修がきっかけとなり、今後も両大学の学生が積極的に交流し、日米の農業に貢献できるような共同研究に発展することを期待します」とコメントしています。

※1 この事業は、世界の優れた学生・若手研究者を招き、日本の最先端な科学技術や文化に触れていただくプログラムです。詳細は、「さくらサイエンスプログラム」HPをご参照ください。
さくらサイエンスプログラムHP 

※2 養鶏場を見学し、グリーンコンポスト(環境に優しく、安全な有機堆肥の製造)について学ぶことができたことは、とても興味深かったです。このような素晴らしい機会をいただき、とても感謝しています。