文部科学省 令和4年度 大学教育再生戦略推進費 「地域活性化人材育成事業~SPARC~」に採択されました

2022年9月6日 トピックス

 令和4年9月2日(金)、山梨大学が事業責任大学となり、山梨県立大学を事業の参加校として申請しておりました「知(地)のソーシャルキャピタル~学びの山梨モデル~構築事業」が、“地域活性化人材育成事業~SPARC~”(以下、SPARC)への採択を受け、共同記者会見を開催しました。
 冒頭、島田眞路学長から、令和元年5月の山梨県と両大学の連携協力に関する協定を契機とした連携事業の実績や、全国に先駆け設立した“一般社団法人大学アライアンスやまなし”(令和3年3月に全国初となる大学等連携推進法人に認定)及び地方大学がSPARCに採択されることの意義等について説明があり、「申請にあたっては高いハードルであったが、これまで取り組んできた大学間連携事業の集大成とし、地方大学の改革モデルとなるよう取り組んでいきたい」との挨拶がありました。
 その後、風間ふたば理事から、高等教育政策におけるSPARCの位置付けに触れつつ、本学の事業構想について説明があり、「これまで両大学が培ってきた連携事業の実績を活用し、地域社会のニーズに即した人材を育成するために、しっかりと教育改革を成し遂げていきたい」と決意が述べられました。また、早川正幸山梨県立大学理事長・学長からは、県立大学の事業構想及び令和9年度までに両大学が連携して取組んでいく事業について説明がありました。
 本学では、大学等連携推進法人制度の教学上の特例措置などを活用し、教養教育改革や、文理横断型の特別教育プログラムを開設し、令和10年4月に文理横断型の教育を基盤とした学部等の再編を実施する計画です。SPARCの実施にあたっては、地方における新たな大学改革の先駆けモデルになるよう努めていき、地域が真に求める人材を育成することで、地域の発展に貢献してまいります。

(事業概要)
知(地)のソーシャルキャピタル~学びの山梨モデル~構築事業
(参考資料)
地域活性化人材育成事業~SPARC~ 文部科学省HP
「一般社団法人大学アライアンスやまなし」を山梨県立大学と共同で設立
(一社)大学アライアンスやまなしが全国初となる大学等連携推進法人の認定を受けました