マスターソムリエの岡昌治氏がワイン科学研究センターを訪問

　令和4年6月4日（土）、一般社団法人日本ソムリエ協会名誉会長でマスターソムリエの岡昌治氏が本学ワイン科学研究センターを訪問されました。
　岡氏は、国内外のソムリエコンクールで数々の受賞歴を持ち、「マスターソムリエ」※1として、料理雑誌の連載やテレビ出演、講演会を通じて、ワインの魅力を広める活動を行っています。
ワイン科学研究センターを訪れた岡氏は、鈴木俊二ワイン科学研究センター長および奥田徹生命環境学部長から、同センターの説明を受けられ、その後、本学学生が醸造した「甲州ワイン2021年」「マスカット・ベーリーAワイン2021年」「ポートワイン1981年」「ブランデー1968年」の官能評価をされました。
　岡氏から、高い評価を頂いたことを受け、鈴木センター長は、「ワイン科学研究センターの学生が醸造したワインについて高い評価を頂いたことは、教職員はもとより学生にとって大きな励みとなります。ワイン科学に関する教育・研究を通じて我が国のワイン業界に貢献できるようにワイン科学研究センターの総力を挙げて取り組んでいく所存です」と高評価への喜びと今後の決意を述べました。
　また、岡氏は、同センターのブドウ畑や研究施設等を見学され、本学が実施している「ワイン・フロンティアリーダー養成プログラム」※2に大変興味を持たれ、将来のワイン業界を担う人材養成の取組みに大きな期待を寄せられました。
　当日は、工学部と生命環境学部の同窓会組織である一般社団法人山梨工業会の第19期定時社員総会が開催され、総会後には岡氏による「ワインを楽しもう」と題する講演会も行われました。

※１　マスターソムリエ
シニアソムリエの資格を有し、ソムリエ歴20年以上で日本ソムリエ協会の役員としてその功績が顕著な者が推薦を受け、選考委員会で認定される名誉称号です。
※2　ワイン・フロンティアリーダー養成プログラム