山梨大学・北杜市連携事業 芸術文化講座「 融・和・静・彩 」を開催

2022年2月28日 トピックス

 令和4年2月18日(金)~2月27日(日)、元麻布ギャラリー甲府(甲府市丸の内)において、山梨大学・北杜市連携事業 芸術文化講座「 融・和・静・彩 」を開催しました。
 本事業は、山梨県の文化芸術活動推進を目的に、平成25年度から毎年度継続して開催しているもので、井坂健一郎 教育学部教授が事業初年度からコーディネーターを務めています。
 今年度は書家の石原美歩氏と、本学大学院教育学研究科修士課程芸術文化コースの修了生で、美術家の金子清美氏による展覧会を企画しました。会場には、石原氏の昭和初期の包装紙などに大胆な筆遣いで書いた書作品や、金子氏の和紙に油を染み込ませ、液体の浸透する現象を利用したインスタレーション作品が展示されました。
 井坂教授は「お二人は『紙』という共通の材料を使用されており、石原さんは『紙と墨』、金子さんは『紙と油』の関係の中で、それぞれのアプローチから異空間を生み出しています。お二人の世界観が化学反応することで生まれる独特の空気感を体感していただければと思います」とコメントしています。

※関連記事:山梨大学・北杜市連携事業 芸術文化講座「 融・和・静・彩 」開催のご案内