「分野横断的融合研究プロジェクトシンポジウム」を開催

2021年12月6日 トピックス

 令和3年12月1日(水)、大村智記念学術館及びオンラインにて、「分野横断的融合研究プロジェクトシンポジウム~融合事例紹介と次期プロジェクト構想~」を開催し、本学教職員約50名が参加しました。
 このシンポジウムは、本学が第3期中期目標・中期計画において掲げている、分野横断的に新たな質や価値を生み出す「分野横断的融合研究プロジェクト」について、その進捗状況を発信するとともに、新たな融合研究を創出することを目的として開催しています。
 今回は、5名の研究者が第3期において実施された融合研究についてそれぞれ発表し、成果や課題を共有した後、諸学融合を通じた研究・教育の活性化について討論が行われ、活発な意見が交わされました。
 閉会の挨拶で島田眞路学長は、「融合研究支援は研究者が研究に単独で取り組んでも成果を出すのは難しいのではないかという考えから分野を超えた研究をマッチングし、新しい研究に積極的に取り組めるように始めたものである。研究は長期にわたり続くものだが、学内研究プロジェクトを活用して、外部資金獲得に繋げてほしい。また、地域貢献を目指した新たな研究も期待している」と激励の言葉を贈りました。
 本学では令和4年度始動の第4期計画においても、「諸学融合」と「地域の中核」の理念のもと、学内研究プロジェクトの立上を検討しています。