「第1回日本の酒シンポジウム」を開催

2021年12月1日 トピックス

 令和3年11月25日(木)、本学大学院総合研究部附属ワイン科学研究センターは、新潟大学日本酒学センター及び鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センターと「第1回日本の酒シンポジウム酒縁~ワイン・焼酎・日本酒~日本の酒の未来へ」を開催し、本会場(新潟大学)とオンライン参加者を合わせて333名が参加しました。
 3センターは、本年9月に日本の酒(日本産酒類)に係わる教育研究活動のさらなる推進を目指し連携協定を締結しています。
 本シンポジウムは、3部構成で開催され、第一部「日本の酒 各センターの取組み」では、本学からは奥田徹 本学ワイン科学研究センター長が同センターの概要や今後の活動方針について紹介しました。
 第二部「日本の酒 製造法の概要」では、横森洋一同センター特任教授が日本ワインの定義やワインの製造法について説明し、第三部「日本の酒 最先端」では、乙黒美彩同センター准教授が「ワイン醸造・特に微生物に関する最近のトレンド~野生酵母を用いる自然発酵あれこれ~」と題して、醸造方法の多様化や自然発酵のメリットとデメリット、さらに丸藤葡萄酒工業株式会社との共同研究成果について発表しました。
 3大学は、今後もそれぞれの分野を融合した新たな研究や学生への教育など、連携活動を推進していきます。